ETERNITY

開発ディレクターよりメッセージ ~エタニティのお知らせに先だって~


2024/01/31 11:06:20
こんにちは!ミレシアンさん。

マビノギのディレクター、ミン・ギョンフンです。



多くのミレシアンさんが待ち望んでいた、

これから楽しいニュースをお届けするエタニティプロジェクトのページを公開することになりました。



こちらではマビノギチームがエタニティプロジェクトで経験した課題や悩み、

開発ニュースなどを気兼ねなくお伝えしていく予定です。

長い期間、ミレシアンのみなさんには我々と共に開発していくような気分を味わっていただければと思います。

もちろん、開発スピードや進捗状況によっては、思ったより頻繁にお知らせができないかもしれません。

それでも、ただ待つのでなくワクワクするような空間になるよう、

今後もコツコツと情報をお届けできるよう努力してまいります。



ここでミレシアンのみなさんに初めて公開するお知らせであるため、

まずエタニティプロジェクトの現状と方向性について簡単に説明したいと思います。



『Classic but Classy』

個人的には少しく照れくさい感じも受けますが、

この文章にはエタニティプロジェクトの方向性が凝縮されており、

開発過程においても失念することがないよう、

マビノギチーム全員が心に刻んだプロジェクトの初期から内部で実際に掲げていたスローガンです。



マビノギを訪れるミレシアンさんが期待するマビノギの根本は、ファンタジーライフにあると思います。

このファンタジーライフとは、エリンの世界に没頭してプレイするすべての活動を意味し、

それらを再構築することがエタニティプロジェクトの要になるでしょう。

つまりマビノギが当初から目指してきた方向性を継続することが目標であり、

そのためにはマビノギならではのクラシックなアイデンティティをうまく継承していく必要があります。

その中でどんなゲームと比べられても類のない独自的な魅力が感じられるよう、洗練された姿に整えていきたいと思います。


プロジェクトの現状

ということでプロジェクトの現状が気になっているところでしょう。

エタニティプロジェクトは現在「プロトタイピング」の段階にあります。

ただし、ライブサービス中のゲームを再設計して継承するため、新規ゲームの開発とは多くが異なります。

従って予定されている物理的な分量が大変多く、現在どの段階なのかをはっきりお伝えすることが困難な状況です。

ただし、下記の過程を進んでいるか、これから進むことになります。



・サーバー構造とロジックをより安定的に再設計する予定です。

・マビノギの基本動作の基盤だけでなく、全コンテンツを新しいエンジンで作り直す必要があります。

・この過程ですべてのデータとスクリプトをより良質なものにリニューアルして移行することで改善を図ります。

・全ワールドとそれを構成する様々な要素を新しい環境に移すなか、クオリティを上げたり、作り直す必要があります。

・このすべての過程において必要ですが、歴史のあるゲームのため、無くなった原画や企画などがあります。

 絵を描き直しながら、最新の文法に合うよう修正が必要なコンテンツは、企画書から作成する必要があります。

・これに加えて、マビノギを新しい環境にのせるためには、数多くの領域で作業が必要となることでしょう。



上記のすべてを合理的な時間内に完成させてお見せするためには、

使用頻度の低いリソースやコンテンツに対しては取捨選択することも必要だと思います。

開発過程で一つ一つを説明し、一緒に悩みながら進めていけたらと思います。



マビノギチームはこのような方向性を持って、一方では多くの悩みを抱えながら、

もう一方ではワクワクしながら楽しく取り組んでいます。

今後、こちらを活用して様々なお話を伝えながら、

エタニティのアップデートまでミレシアンのみなさんと一緒に歩んでいきたいと思います。



そこで、その過程をお伝えする方法を色々と考えましたが、

各担当者が実際どのような課題と悩みを抱えているのか、

飾ることなくそのままお伝えすることが、よりよいと思いました。



しかし、私自身を含め、担当者全員が達筆ではないので、文章がぎこちなかったり、

必ずしも面白い内容ではないかもしれません。

それでも、永久なエリン世界を作っていきたいという思いは、ミレシアンのみなさんと変わりありません。

だからこそ、この過程をみなさんと共にしたいと思いました。



今後もっと楽しくなる姿に期待して、たくさんの応援をお願いします。

マビノギエタニティは、一緒に作っていく私たちのファンタジーライフです。



ご一読いただきありがとうございました。



ミン・ギョンフンより