スクリーンショット掲示板
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| 赤く染めた鎧の決意を再び | 19/10/25 14:25 投稿 |
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| 閲覧数：652 コメント数：0 投票数：4 マイリスト：0 |
シズクは鎧を着ることに決めた。
かわいいイメージを払拭するためだった。
以前のイメージの時、着ていた鎧はそれに似合わず
胸のプレートを赤く染めていた。
これを着るときは修羅になる時。
かわいいイメージの時はそれを誰にも言わなかった。
何人かは血糊をイメージしても声に出さなかったかもしれない。
手元にガントレットとグリーブがないことに気が付いた。
そういえば鎧のスペアと一緒にいろはに渡したのだった。
いろはに聞くと、ギガンティック装備を揃えた頃に
他人に譲ってしまったとのことだった。
シズクは郵送にて買取を行った。
そしてすぐ送られてきたガントレットとグリーブは
黒く塗られたものだった。
「黒か…」
こういう巡りあわせを信じるシズクは、鎧の白い部分をアンプルで黒く染めた。
2か所あったアンプルの染色はランダムなのに１度で決まった。
そして翌日。
雷獣ケラウノスを呼び出した時だった。
「…何か？」
ケラウノスを見つめるシズクにケラウノスは珍しく口を開いた。
「何でもない」
偶然にも染めた鎧の色はケラウノスと同じ色だった。
元のイメージのまま白いシリンダーの精霊は、後で何と言うだろうか。
（これはマビノベル作家の大森が事実に基づいて脚色したものです）
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