 |
ミライノコエ |
22/04/02 19:32 |
マビノギの運営さんもどうしていいのかわからなくなってるんでしょうね。
マビノギはゲームとしては一級品です。
ただし、現在のマビノギが素晴らしいという意味ではなく、時代に残るという意味でです。
マビノギよりも手軽に楽しめる感覚の素晴らしいゲームはあるし、
グラフィックだって中途半端といえば中途半端です。
昔のマビノギを知ってる人間としては、マビノギの良さで残ってるのはストーリーのオリジナリティだけかなという気がします。
よさが消えてしまった原因は、欲望に忠実にどんどん便利で快適にしてしまったことにあります。
それは資本主義の宿命なので、今、ロシアがそれに対抗しようと動いていますが、どうなることでしょう。（ロシアにそんな意志はないかもしれません。）
よさが消えた原因は、昔のマビノギではチートツールというのが流行りました。
影を見て時間を計測していたのに、時間が表示される。
染色アンプルの選択肢を固定できてしまう。（多分そんな感じの機能だったんだと思う）
などなど。
わかると思いますが、今のマビノギには標準で実装されていることです。
そして、ゲームの面白さを台無しにした一番の原因は、範囲攻撃の氾濫です。
昔のマビノギで初級者のころに誰もが楽しんだのは、「熟練した」タイトルの確保です。
これはラビダンジョンを一度もダウンされることなく踏破したときに与えられるタイトルでした。
これが意義があったのは、ラビダンジョンはすべての敵の属性が１対１属性だったのです。
なので、たくさんの敵が沸いても一つずつ丁寧に片づけていけば、いずれは被弾することなく押し進むことができました。
もちろん、このタイトルゲットの条件は、割れていない黄金の卵を持ったままラスボスのサキュバスを倒すことなので、いろんな裏技は存在しましたが、ほんとうにゲームに職人の魂を持ち込んでいる人は、低い累積レベルでこのタイトルをゲットすることにやりがいを感じたものでした。
そして、もう一つの転換点は、ナオサポートが時間制からアイテムに変更されたことです。
ダンジョンは昔はとても攻略が大変だったのですが、火力に物言わせてというのがなかったからです。
そして、全滅することもしばしばでした。
これが本当に楽しいのです。
全ての人のなおサポートが切れてしまって復活できなくなっても、マビ時間の午前６時が来るとナオサポートが一回追加されるのです。
その時間までパーティチャットで戦術を練り直すなんて会話は本当に楽しいものでした。
だいたいにおいてゲームを始めてすぐに派手なシーンに接触してしまうと、その派手さだけがゲームの面白さだと思ってしまうものです。
そして、そういう面白さには中毒性はありますから、どんどん同じような感覚のどんどん強度だけが上がっていきます。
もうそこにはゲームの戦略性などはなく、戦術すらなくなります。
そんな死に体のゲームが今のマビノギです。
かろうじて生きているコンテンツといえば、ギルガシやハディシムなどの役割分担のあるレイドプレイ、ゲーマーとして価値があると思われるのが、ファンタズムブレイカーへの挑戦といったところでしょうか。
自分自身で縛りプレイを導入したりして楽しんでいる人ももちろんいます。
しかし、デジタルプレイヤーならぬアナログプレイヤーの楽園だったラビダンジョンすら、今は１対１属性の敵だけではなく、ダンジョンごとの個性というのが完全に失われてしまっています。
ただただ、固いか柔らかいかだけ。
派手なことは若いうちに体験してしまうと、そのあとの人生が色あせてしまうものですが、
まさにマビノギでもそのようなことが起きています。
マビノギは死に体ですが、まだプレイヤーの中には昔を覚えている人はいます。
少なくとも私は、マビノギのストーリーだけが好きで残っています。
そういう人が、運営にも見つからないマビノギ復活の道を探すのも面白いのではないかと思っています。
このギルドはそんな「思い出話」を現在や未来へとつなげるために作りました。
私もストーリーを楽しめればいいプレイヤーなので、ギルガシやハディシムの楽しさは知ってますが、主導したりはできません。
ただ、思い出語りだけで現在の最先端プレイヤーたちを貶すことも好みません。
ひたすらマビノギを通じて、人生の主人公に躍り出る方法を模索していく、それは実人生でも意味のある試みになるはずです。
中二病といったのは誰ですか？
中二病は病気なのではなく、そちらの方が人間の本質であって、
そこを脱出してしまったとき、ゾンビとしての惰性の余生だけの人生が待っているのです。
人生の主人公であることをやめる、つまり自分の世界線の主導権を狡猾な人間に売りわたす、そんなことをしても振り返って面白いと心から感じる人生は送れません。
下手すると面白そうに人生を送ってる人の無味乾燥さにすらたどり着けません。
このギルドは、めったにログインしない人の参加も歓迎します。
サブだけの参加もありです。
ただし、ここに書いたことについて読解力のある人に限ります。
好き嫌いの激しい人間なので、追放とかも使います。
マビノギをほかのゲームから隔絶させている、
真の「英雄の物語」、
これに感動できる感性を持った人、あるいはそういう感性を身に着けたい人のためのギルドです。
興味があれば、ミライノコエまでメモをください。
正直、私も全然このギルドの存続を期待はしていません。
そもそも私自身がＧ２５まで終わらせてしまったので、
ゲームを続ける意義を見失ってます。
なので、とても不活発なギルドになるかもしれません。
現実でも日々戦っていますので、無駄なことに費やす時間はないのです。
ただまあ、トーナメントは好きなので毎日参加するかもしれません。
ああいう低解像度でも楽しめるゲームこそ、本当に面白いゲームだと思ってます。
囲碁や将棋ほど専門知識がなくても楽しめ、チェスほどマニアックではないのがマビノギの良さだと思ってます。
まあ、私も実際には全然大した人間ではありません。
矛盾だらけですし、煩悩も豊富です。
それでもよければ、ちょこっと一緒に遊びましょう。
ではでは、たぶんないだろう連絡をお待ち申し上げます。
駄文を失礼しました。
（現在、ギルドの規模が最小であるため、すぐには加入できない可能性が高いです。）
