マビノギ知識王

ネタバレ)ストーリー的にイリアって何?
涼谷恵 13/05/26 11:24

エリンとティルナノイ、ウルラとイリアの世界観、位置づけについて教えてください。

G1~G3 において、プレイヤーが最初に降り立つ地としてウルラを選んだ場合の場所がティルナノイである、とされている認識です。

大陸マップからはウルラとイリアは単なる海で隔てられただけの場所に見えますが、イリアもティルナノイの一部、なのでしょうか?

ティルナノイであるとした場合、イリアに遺跡などがあったりと色々世界観として矛盾があります。
ウルラの人々はエリンにいた頃の時の流れが正常な時分の話ですから問題ありませんが、連れてこられたわけではないイリアの人々に歴史があるのはおかしいはずです。
(この理屈はティルナノイが常若の国である前提があっての話ですので、実はこれが違った~とった話なのでしょうか?)

以前(C2)の頃までプレイしていた当初、この疑問が解決できずに休止したのですが、最近のジェネレーションまでプレイされた方々の中で上記について理解されている方がいらっしゃいましたらご説明お願いいたします。

 ※C2になったときに開発陣が一新され、C1時代のコンテンツと不整合が出たのはしょうがないことでしたが、あれから解決したのでしょうか。
  「Mabinogi用語辞典 Wiki」や「マビノギ設定集wiki」など、検索をして見てもわからなかったため質問させていただいた次第です。

--- 以下 5/31 追記 ---

皆様ご回答ありがとうございました。

回答にはレスがつけられないので、本コメントに追記させて頂きます。

時間が空いてしまって恐縮ですが、お三方の
 ティルナノイが不老不死の楽園、常若の国等の類ではない
というご意見についてもう少々ご教授ください。

> まだ楽園であるティルナノイ足り得ていない
元々のティルナノイは前述の楽園であったが、ソウルストリームが作られ、崩壊し始めた現行のティルナノイではそうではない、ということでしょうか?

> ですので、ウルラでもイリアでも時間がある地点で停止しているわけではないため、
G3 において タルラークの書物や エヴァン or アイディン がプレイヤーを『忘れなかった』ことを特別な話としてしていること等から正常な時間の流れはない、とも読み取れますが、ミレシアンの感覚とは異なるが、止まっているわけではない、ということでしょうか。

また、(少なくとも)G1~G3の間でティルナノイ外で死んだマウラスやマリーなどは別として死亡したNPCは居なかったように見受けられますが、死亡したのは誰でしょう。
(影世界で死亡する人はいますが、あそこはティルナノイの法則の外、とも考えられますし)

時間感覚がずれているのがティルナノイに居る生物、ではなく、トゥアハ・デ・ダナン族特有の事象であるとか、何らかの理由で上記が説明できればイリニド人は別=イリアの遺跡はありえる、で話がまとまりそうですね。

noiger 単純に、ティルナノイから来た人々が二つの大陸(ウルラとイリア)に分かれていって、イリアの文明だけが滅びただけでしょ。
13/05/26 16:51
涼谷恵 回答ありがとうございます。

> 単純に、ティルナノイから来た人々が
エリン(ゲーム内でいうところの「あの世」)の誤記でしょうか?

> 二つの大陸(ウルラとイリア)に分かれていって、
少なくとも ティルナノイ = ウルラ のはずですが間違っていますか?

> イリアの文明だけが滅びただけでしょ。
ティルナノイ = イリア の場合はティルナノイは常若の国では無いということでしょうか?


できれば根拠となるゲーム中の説明されるシーン、クエスト名などを追記頂けると幸いです。 13/05/26 23:54
心音千代 実際の神話等の元ネタにおける設定を過度に関連付けて考えてはいけない。
(所属陣営、他キャラとの関係性、善悪、ときには性別すらも)

これはこのゲームに限らず、もはや「二次創作的な物全般におけるお約束」
と言っても過言ではない 13/05/27 12:08
リナム まぁ、ぶっちゃけ、製作側は細かいこと考えてないよ。 C1のときからいる製作スタッフなんて多分ほとんどいないんじゃないかな。 基本的に設定はもうめちゃくちゃだよ。
13/05/27 19:28
ルエニア 超私的適当な意見かもしれないけど世界は世界で大陸は大陸なんじゃないかな?
よく見るとカルーのボス部屋とか壁にギブネンみたいなのが居るからウルラとの関連性は制作側としてはあるんだと思ってる。
けど↑にもある通りC1からのスタッフなんて多分ほとんど居ないだろうし設定ほんとめちゃくちゃだからチャプターごとで分けて考えないようにしてる・・・ 13/06/06 08:53
涼谷恵 皆さんの言うとおりC2で開発スタッフが総入れ替えになり、過去コンテンツをないがしろにしたがる、という風習はありますね。
ただもう何年もたっているし、後のメインストーリーでウルラ⇔イリアがクエストであるので、いい加減整合性をつけているかな?と期待して伺っている次第です。 13/06/09 19:09
シアネス_cic 様の答え
シアネス_cic 13/05/27 01:29

世界観で言えば基本はケルト神話となっていますが、C1の時点で既にオリジナル要素が多いので、神話についてはあまり気にしないという前提でお話します。

○エリン、ティルナノイについて
ウルラ大陸の人はウルラのみをエリンと呼ぶ場合もありますが、実際はイリアも含めてエリンという世界。(ナオ)
ティルナノイについては、人間の間ではただの概念と考えられたり、実在する場所だと言われたりと右往左往しています。(C1)
G3のクロウクルアフとG12のモリアンを信じるなら、ティルナノイは実在し、エリンがティルナノイではあるけれど、まだ楽園であるティルナノイ足り得ていないのが現状という解釈ができます。(C1、C3)

○イリアの遺跡について
出所がうろ覚えなのですが、探検クエストの本か何かでウルラとイリアの遺跡の関連を示す表現がありました。C2(イリアを発見)当時よりはるか前にウルラと関係があったとも解釈できます。

○あの世について
「あの世=ティルナノイ」といった話がよくでてきますが、C1、C3を見てみるとそうではありません。
G1でプレイヤーはティルナノイについてよく知らない状態であの世に向かい、三戦士たちのようにあの世をティルナノイだと思っていました。それがユーザーの誤解の元のような気がします。

曖昧な表現が多かったり、住人の調査や憶測として書かれていたりして確証はできませんが、有力だと思われる部分を書き出してみました。私の頼りない解釈でもあるので、具体的な話はメインストリーム中の本やアイラが販売している本などを読んでみるのが一番だと思います。

noiger 様の答え
noiger 13/05/27 02:26

神話との整合性は気にしてはいけません。
ベースにしているだけで、別物だと考えた方がいいかと。
神話で出てくる単語とゲーム中で出てくる単語は必ずしも同一ではないかもしれませんし、あるはずの設定がなかったり、ないはずの設定が追加されているかもしれません。

ゲームをプレイして分かる事を簡単にまとめると、
・ウルラ、イリアは同じ世界にあり、人々(NPC)はそれらをエリンと呼ぶ
・人々がエリンと呼ぶ世界は本当はティルナノイである

質問に簡潔に応えるなら、
・イリアもティルナノイの一部である
・イリアに遺跡などがあるのはゲーム中の設定であり、ゲーム中では矛盾していない。
・神話と矛盾していると考えるなら、マビノギは神話とは完全に別物であると解釈するしかない。
・イリアの人々が連れてこられたか、元から存在していたかは語られていないはず


ゲーム中のティルナノイには「人々に伝えられていた楽園の名前」程度の意味しかありません。
そこに神話の「常若の国」を当てはめようとするから矛盾しているんでしょうね。
細かい設定を見れば矛盾だらけですので、神話に当てはめずにこういうものだと納得した方が良いかと。

くんしょうも 様の答え
くんしょうも 13/05/27 16:00

既に言われている通り、エリン=ティルナノイなのですが、ここでいうティルナノイとは
メインストリームの話を見る限り不老不死の楽園、常若の国等の類ではないようです。
(普通に登場人物が死亡することもあれば、老いる、病気になることもある)

ただし、NPCや冒険を始めた時のミレシアン(プレイヤー)はティルナノイを別の世界にある
伝説の楽園だと考えており、自分たちが今ティルナノイにいることを知りません。
これに関してはモリアンが強引に移住させたということがキホールの口から告げられたり、
それを知らずに人間たちは争ってバカじゃねーの、とクロウクルアフも呆れていました。


ですので、ウルラでもイリアでも時間がある地点で停止しているわけではないため、
ウルラ大陸にもイリア大陸にもそれぞれの時間が流れており、歴史が存在し、
王国や文明が滅びればその建物などの痕跡が残り遺跡になるかと思われます。

どの時点でモリアンが住民のティルナノイへの移住を強行したかは不明ですが、
現在のエリン(ティルナノイ)に遺跡があることを見ると、かなり早い段階で行われ、
その後古代イリニド文明が栄えたことが推測されます。
(古代イリニド文明はイリニドを主神とする漂着した異邦人の文明であったこと、
イリニド文明の人々は他の大陸から漂着したという言及がありますので、
もしかするとウルラ大陸からやってきた可能性もありますし、違う可能性もあります)

イリニドがエルフとジャイアントに与えた野獣化が禍根の種となり、
エルフとジャイアントが対立を始めたのを見たイリニドと古代イリニド人は
イリアに闇の烙印である地上絵を残して消え、イリアは文明の光を灯した
張本人たちによりイリアの光は永遠に消えた…と野獣化クエでアレクシーナが
語っていたように記憶しております。

その後、手付かずのまま残っていたところに現代的な技術を持った人間がウルラから
やってきて、遺跡や遺物の調査を始めた…というのが現在のイリア情勢であり、
最初の前提を踏まえれば特に齟齬はなく収まっているのではないでしょうか?

かなり独自見解を含み、うろ覚えな部分もあって申し訳ないのですが
個人的にはこのように考えております。
仰るとおり、開発時に既に齟齬が存在する可能性もありますが…。