![](https://static.nexon.co.jp/mabinogi/6th_img/common/icn_mari.png) |
バルトロ |
06/05/05 08:34 |
まいど~自称魔法士のバルトロです。
しばらく日記なんて書くつもり全くなかったのに
書かないといけない事態が生じたので書きますorz
物語調であることに特に意味はありませんw
プロローグ 毒女と茶色の魔本
「―――バル本いる?」
「えっ?」
その日は何かいつもと違う感じがしたのを今でも覚えている。
いつも冷たい(ってか毒々しい)フルさんが、会うなり本をくれた。
http://dream.nikeya.com/mabinogi/Up/img/21_1.jpg
コレが問題の物だ。
なんか今日はやさしいなぁっと俺はそのとき思っていた。
まさかこの本が原因であんなことが起きようとは思っていなかったから。。。
1話 赤い熊はハチミツがお好き
フルさんがせっかく本をくれたのだからメディランクを上げよう。
そのとき俺はがらにもなく張り切っていた。
「今はEランクか。。となると次にあげるのに確かフレッタのクエクリアの必要があるな」
魔法士を目指すものが足りないマナを補うためにメディをあげたいのは
至極当然でやはり俺も例外ではなかった。
だから過去にマビノギWIKIでその情報を見ていたし、なんとなくではあるが覚えていた。
―――空の宝箱。どこのRPGでもでてきそうなそのありふれた名のアイテムが必要であることも当然わかっていた。
それはフィールド上の熊が落とすアイテムで何度か見たことがある。
だが、普段は必要もないアイテムなだけにそのとき手元にはなかった。
「幸いフレッタのいるセンマイ高原は熊だらけ。。
コレを手に入れることに困ることはないだろう。。現地調達だな。」
俺はIBを2発ため手近なところにいた黒ヒグマをIBカウンターで倒そうとした。
すると、熊はIBをガードしすばやく懐に入り込み華麗にアタックを決めた。
やばい、やられるところだった……。FBを使う必要があるな。
ふと自分が転生前に「今回転生したら一発熊とる」「とったら日記書くよ」と宣言していたのが脳裏によぎった。
データ上は確かにクリ9FB9なら褐色熊をやってしまうかもしれない。。日記を書くのも面倒だ。
そこで赤いのを狙うことに。
「ドンッ」
FBフルチャージの鈍い音が心に響いた。何かが止まった気がした。
http://dream.nikeya.com/mabinogi/Up/img/21_0.jpg
やってしまった。。早朝の一人部屋にむなしい空気だけが流れた。。