ギルド掲示板

ぷち奈美の回想2(駄文
ぷち奈美 08/03/06 19:33

 新しい日々、そして新しい仲間……
「キア上級ダンジョンで修行しようかな」
 ある日そう思った。その時は深い考えなんて無かった。そうだ次の転生で10歳でレベル50になったタイトルを取ろう。キア上級ダンジョンは今までソロの経験無く、パーティー組んで入った経験しかなかった。そんな私でもソロでクリアできるだろうか……。精神的な面が問題かもしれない。
「がんばって」
 ギルドチャットから応援のメッセージが次々と入ってくる。それが私にはプレッシャーだった。スキル面から言うと問題なくクリア可能と思われる。問題は精神面だ。私はすごく弱い存在かもしれない。
この世界で生まれたのがいつだったのだろう……
………
……

 白い世界にいた。なぜ私はここに居るんだろう??振り返る、そこには白い階段そして白い雲…
突然光が弾けた気がした。さっきまで誰も居なかった場所に誰か立っているのが見えた。
「初めまして、ぷち奈美さん。ナオ=マリオッタ=ブラデイリ、エリンの案内人です」
 子どもの私はナオ=マリオッタ=ブラデイリさんを見上げた。
「初めまして…ナオ=マリオッタ=ブラデイリさん」
 消えるような声そんな感じで良いと思う。
「長いでナオでいいですよ?」
 笑顔で答える。ここに来たばかりの私は何をすればいいのかナオさんから色々と聞いた。私の質問にも笑顔で答えてくれた。
「それでは出発します…」
 その声が聞こえたと同時に世界が真っ黒になった。
 フクロウ便が何かを運んできた。
「??」
 パンと手紙だった。手紙を読んで、パンはお腹が空いた時に食べよう。少し歩いてみる。
-ティルコネイル行き
 途中タヌキや鶏が居たけど、私は走った。怖いので歩いてなんか居られなかった。トンネルにはいると……
そこはティルコネイル村、いつの間にかトンネルは消えて私と同じような人が街灯や木を叩いていた。
「????」
 はてなマークが私の周りを飛んでる気がした。
「ナオが送った人じゃな。ティルコネイルまでよくいらした」
 突然話しかけられた。紹介状を渡すと色々と教えてくれた。初心者クエストを終わらせた私は、村から出ることにした。戦闘の為じゃない。色々と知っておきたかったからオオカミがいっぱい居る野原を抜けて、羊がいっぱい居る街道を抜けて伐採キャンプに来た。当時の私は戦闘は苦手だった。キツネくらいなら倒せるけどオオカミはまだまだ先のような感じだ。
「ちょっと休もうかな?」
 そんな声が聞こえた。
「アルバイトに来たのかい?」
 私はコクコクと頷いた。簡単な自己紹介をすませた後アルバイトを引き受けた。
「疲れるかもしれないが、がんばって欲しい」
 トレイシーの目は輝いていた。
「よろしくお願いします」
 素直に私は答えた。これからお世話になるアルバイト。
 朝早く起きて木を切り、夕方になるとキツネやタヌキの退治を行う日々……その事件は起こった。
 いつものようにアルバイトが終わって休憩をしていると、遠くから悲鳴が聞こえた。事故かな??と思ってその場所に急いだ。そこにいたのは………
 

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