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sagami |
06/01/25 14:21 |
※あくまで個人的な主観ですので、ご了承ください。
○・・・勝ち ●・・・負け △・・・引き分け ×・・・欄外
・ライブドア：●： 一人負け状態。株価大暴落の影響で資金調達が難しくなり、分散・グループ離脱は必至。
・東京地検：○： フットワークの軽さをアピール。不確定要素ありの強制捜査を成功させたことで、今後の発言力が上昇。
・ライブドア株主：●： 今最も悲壮感漂う人々。市場にある2億株の引き取り手が見つかれば多少は救われるかもしれない。それでも地獄には変わりないが。
・東証：●： 11月、12月のシステム設計問題に加え、今回の騒動でキャパシティの低さまでもバレる。まさに踏んだり蹴ったり。
・富士通：●： 納品したシステム（東証）の問題が次々と発覚し、富士通クオリティを見せ付ける。東証系列の忘年会には、多分もう呼んでもらえないだろう。
・海外企業：○： 日本市場参入への格安チケットを手に入れた。分散したライブドア子会社を吸収できれば、さらに一人勝ち状態。
・小泉首相：△： 総選挙時の堀江氏出馬を応援したことで責められるが、元々任期があと半年しかなく再任予定もないので、大した影響は無し。
・武部幹事長：●： 後先考えない姿勢が災いして、政界側での集中砲火状態。党内では、悪性腫瘍がとうとう癌化したかといった感じ。
・細木和子：●： 「あなたには龍がついている」等の堀江氏持ち上げが裏目に。時勢によっかかるだけのインチキ占い師っぷりを露呈。
・古館伊知朗：●： 勢いだけ。司会に向いてないんじゃないかという意見を強める結果に。
・ヒューザー小嶋社長：△： 話題の矛先が逸れたおかげで、首の皮一枚繋がる。これで世間の目が興味を失えば勝ち状態に。
・自民党：●： 武部幹事長のおかげで世間の印象ダウン。先の総選挙が大勝した事とのダブルパンチで、次の総選挙は与党の席が危ない。
・民主党：○： 自民党が犯罪者を擁立したという格好の口実を手に入れ、相対的に勝ち。ただし追求の仕方が若干ズレてるのが玉にキズ。
・NHK：○： 強制捜査開始を一番早く報道しプラス、各民放の失点で相対的にプラス。ただそれを気づいてもらえない程どうでもいい放送局に成り下がっているという点が悲しいところ。
・フジ：△： 提携を解消でき、世間の同情を引けたので、フジ主観では勝ち。ただし押し付けられた株12％分の損害賠償請求は多分通らないので、結果として引き分け。
・TV朝日：●： 視聴率主義により平時は堀江氏の挙動を散々報道しておいて、問題が起こるとその責任はなかったかのように袋叩き。日本マスメディアの悪い部分を強調して見せ付ける印象となった。
・TV東京：×： アニメ、バラエティのテレ東という印象からは逃れられない模様。
・sagami：×： 付与屋しかしてなかったので、蚊帳の外。
―総評―
民放テレビ局に代表されるマスメディアは、他人へ責任を問う前に自身の責任を反省しましょう。反省を表明したら責任があることを世間に気づかれるから、できないのはわかりますけど。
「一番利益を得るものが、騒動の首謀者」という陰謀史観的な視野から見ると、ライブドア崩壊の黒幕が海外企業という線も面白い。今後の外資系の動きに注目。
