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アシュリィル |
05/08/23 04:57 |
え、FA移籍じゃなくて推薦入学ですって?
まあそれはどちらでもいいのです、結果としてBLUEMOONを退会して鉄拳に入会したことに変わりはないのですから。
長文駄文になります(本当に長いので、最後だけ読んでくれても構いません)が、BLUEMOONでの思い出やわたくしの中での裏話などを綴ってみたいと思います。
最初はただなんとなく「どこかのギルドに入りたい」と思っていて、生産PTで一緒になった人のギルドを調べていました。
そしてある日、鳴音さんと出会い、BLUEMOONの紹介を見て、入会を決めました。
何が決め手だったのかと言うと、実は「ギルドストーンを探したかった」のと、「ギルドメンバー第2号になりたかった」、これだけだったのです(鳴音さん、これを見てがっかりしたとしたらごめんなさい。「ギルド名がいい」と思ったのは本当です)。
ですが、この2つを実現するのはなかなか大変なことだったのです。
まず、ギルドストーンを見つけることから始めます。
とりあえずわたくしの定住地であるダンバートン付近を歩き回ること約30分、ギルドストーンは見つかりません。
紹介文にはこうありました、「自分で行くのも面倒」、と。
そのことを考えてみれば、ダンバートン付近にあるはずがないということは明らかだったのです。
「ならばあそこにあるに違いありませんわ」、そう、トゥガルドアイルです。
当時は純粋にティルコネイルとトゥガルドアイルとダンバートンにしか行ったことのなかった(他のところにも一応行ったことはありましたが、1度行ったことがある程度だったのでそこにあるかもしれないとは思わなかったのです)わたくしは勝手にそう結論付け、早速トゥガルドアイルを歩き回ってみましたが、それでもなかなか見つかりません。
「そういえば、ここにはうずまき山というところがあるとどこかで聞いたことがありますわ」、そう思ったわたくしはうずまき山に初登山、ついにBLUEMOONのギルドストーンを発見しました。
もしギルドストーンがほとんど行ったことのないガイレフやシドスネッター、全く行ったこともなく場所も知らなかったセンマイ平原やオスナサイルなどにあったとしたら、発見できたか分かりませんね。
即ギルドストーンにタッチして入会申請を出したところまではよかったのですが、当時はギルドマスターが入会申請に気づかないことがあるということが分からなかったため、「もしかしてわたくしは入会を拒否されているのでは?」と思ったりもしました。
そこで、わたくしは鳴音さん本人に尋ねてみることにしましたが、なかなか鳴音さんに出会うことはできませんでした。
そうこうして数日後、ついにわたくしは鳴音さんと再開することができたのです。
それでも、前に生産PTでたまたま一緒になったことがあるだけの相手に、唐突に「ギルドメンバーは募集してないんですか?」と質問するのも気が引けて、躊躇せずにはいられませんでした。
しかし、「ここで言えなかったらもう会えないかも知れない」、と思い直し、話しかけたところ、めでたくBLUEMOONのギルドメンバー第2号になることができました。
え、BLUEMOONに入会するまでの話だけなのに長すぎるですって?
すいません、こういう話を長々と書くのが好きなので、読むのが面倒なら読み飛ばしてあげてください。
ここからはなるべく話の内容が薄くなるようにがんばってみますので。
とにかく、無事にBLUEMOONに入会できたわけですが、それまでは生産活動がほとんどで、狩りをするのは革集めや鉱石集めのために仕方なくやっているという感じでした。
しかも、何回も死にながら根気だけで材料を集めるというありさまです(それは今も変わらないのですが)。
しかし、そんなある日、鳴音さんからキア下級のお誘いがありました。
せっかくのお誘いです、初の下級ダンジョンに不安を感じながらも鳴音さんについていきました。
ええ、死にました、数え切れないくらいに。
ですが、鳴音さんもカチーナさんもそんなわたくしに丁寧に先頭のコツを指導してくれました。
そのおかげで強い敵にも少しだけ積極的に向かっていけるようになれたと思います。
しかし、ある日突然わたくしは入院することになってしまい、皆さんに心配をおかけすることになってしまいました。
また、退院したときに皆さんに「おかえり」と言って頂けて、エリンにも帰るところがあるということをうれしく思いました。
そして、夏祭りの花火大会。
アルビダンジョンに行こうとして間違えて行ってしまったとき以来のシドスネッターの雪原での花火は、普段は見ることができない綺麗なものでした。
そのとき初めてお店で買った服(裁縫職人を志す者として、それまで自分の着る服は自分で作ってきましたので。「ハングリーな」をとるために露天で「初心者服」を買ったのは内緒ですわ)、「浴衣」。
その「浴衣」の色が気に入ってしまったので、さらにセットで買った「うちわ」と「下駄」もお気に入りの色でそろえて(「下駄」の色は微妙かなと思いながらも、これ以上いい色が見つかっていないのも内緒ですわ)、標準装備にしました。
それで、「うちわ」を改造しようと思い、せっせと熟練を貯めていたのですが、わたくし独自の調査の結果、わたくしの知っているエリンの人で「うちわ」を改造できる方はいないらしいことが明らかとなったのです。
ですが、「一旦熟練を貯めた以上は最後までやり通したい」、という一念で5~6時間かけて灰色オオカミや白オオカミを相手に(時にはアルビの巨大クモを相手に何度も死にながら)熟練を最大まで貯めることに成功しました(もちろん修理の失敗なしで)。
しかし、例の不具合に伴った巻き戻りによって熟練は50~60くらいに戻ってしまい、熟練を再び貯め直すことに。
修理に出す度に冷や冷やしながらも、何とか熟練100の「うちわ」が完成。
「ラッキーガール」は伊達じゃありませんわよ。
これに味をしめたわたくしが次に選んだ武器は「採集用ナイフ」。
やっぱり最弱武器として申し分のない性能の「うちわ」に比べるとかなり使い勝手がよい(これは間違いなく錯覚ですけどね)「採集用ナイフ」。
紡織人には必須の採集兵器、「採集用ナイフ」。
ええ、「うちわ」の一件以来、メインで使うような武器の熟練を貯めるよりも、使い捨て扱いの武器の熟練を貯めることの方が楽しいと感じるようになってしまいました。
まあ、いずれはメインの武器の熟練を貯めるつもりですけどね。
はい、すいません。
BLUEMOONでの思い出よりも自分のことばかりが目立っていますね。
ですが、普段はこのような変な話がなかなか切り出せないので、このまま最後までお付き合いください。
多分もうすぐ終わりますから。
そして、先週の土曜日に鳴音さんをアルビ下級にお誘いして、それから鳴音さんにくっついてあの世に連れて行って頂きました。
あの世にあるアルベイダンジョンでもよく死にましたが、動作が重くて死んでいるのと、単純なミスで死んでいるのが複合していて、これまでにないくらい死にました。
そういうわけで、情けないことに敵を倒すことよりも敵から逃げることに慣れてしまいました。
確かに、戦わないことはあまりよくないのですが、動作が重いのに無理をして死んで、治療のための包帯を無駄にしてしまうのもまたよくないので、結果的に敵から逃げることになってしまいました。
それでも、皆さんはわたくしが積極的に戦闘に参加できるようにしてくれたと思います。
本当に何から何までありがとう。
おかげで転生までに30レベルまで上がればいいと思っていたのに、33レベルまで上げることができました。
これだけ長く書いてしまいましたが、一番言いたかったことは、「BLUEMOONに入会できてよかった」、ということです。
最後まで読んでくれた方も、ここまで読み飛ばした方も、とりあえず読んでくれてありがとう。
鉄拳でもがんばりますので、どうかよろしくお願いします。