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クリエイター_cic |
07/05/16 19:53 |
~第一話:夢ノ女神~
(パラルアス)
「兄さん!おきてよ!」
(クロード)
「ん・・・あと10分・・・」
(パラルアス)
「何のんきな事いってるの!早くおきてよ!」
(クロード)
「ん~・・・何だパラルアスか・・・騒がしいぞ・・・何のようだ・・・」
(パラルアス)
「兄さん・・・ミオさんとの約束忘れてたでしょ・・・」
(クロード)
「・・・?約束?」
(パラルアス)
「そ!・・・もしかして忘れてたの!?」
(クロード)
「は・・ははは・・・まだ何の事かさっぱり・・・」
(パラルアス)
「はぁ・・・今日は収穫祭でしょ・・・一緒にミオさんと出店回ろうって言ったじゃない!」
(クロード)
「・・・収穫祭・・・出店・・・・ってあぁぁぁ!!」
(パラルアス)
「やっと思い出した?」
(クロード)
「何で起こしてくれなかったんだよ!パラルアス!」
(パラルアス)
「一時間前にも起こしにきたよ・・・」
(クロード)
「う・・・・わかったすぐ着替えるから!」
(パラルアス)
「んじゃ下でまってるからね?」
(クロード)
「あぁ・・・・すぐ行く!」
あれから14年月日が流れた、俺とミオはあれから3回転生してる今俺は20回目の16歳を満喫している・・・、ミオは今15歳ミオの方が少し遅くこのエリンに降りたっていて今18回目の15歳だと思う。
パラルアスは今15歳だ、ミレシアンみたいだけど・・・何故か転生ができない・・・。
(パラルアス)
「兄さん~!遅いよ~早く早く~!」
(クロード)
「あぁ悪り今行く!」
俺は、急いで階段を下りていった。
(パラルアス)
「はやく!いくよ~!」
(クロード)
「まってくれよ!」
俺たちは旅館を出て急いで広場に向かった、かなり人ごみが多い。
(ミオ)
「ほほぅ、クロ君このミオ様との約束しておいて30分も遅刻するとはいい度胸ですな~」
(クロード)
「スマン!ミオ!悪気わなかったんだ!」
(ミオ)
「それで許してもらえるとおもってるのかなぁ~?クロ君は!」
(パラルアス)
「私からも謝りますから、もう兄を責めないでやってください」
(ミオ)
「んー・・・しょうがない!私のかわいい弟子がそう言うなら許してあげよう!♪」
(パラルアス)
「有り難うございます!」
今パラルアスはミオの下で剣の修行をしている、俺がやるといったのだがミオが
どうしてもやらせてくれと言ったので任せている。
(ミオ)
「ん♪」
(パラルアス)
「あ!」
(ミオ&クロード)
「ん?」
(パラルアス)
「お財布わすれてきちゃいました・・・ちょっととってきます!」
(ミオ)
「はいはい~ここで待ってるからいってらっしゃい~」
パラルアスは「はーい」というと走って旅館に戻っていった
(ミオ)
「それにしても・・・」
(クロード)
「・・ん?」
(ミオ)
「パラルアちゃんいい子にそだったね~」
(クロード)
「・・・だな」
(ミオ)
「兄思いで、やさしくて強くて頭が良くてそしてかわいい!こんなパーフェクトな子はいにゃいよー」
(クロード)
「だな・・・」
クロードはさっきからぼー・・・っとパラルアスが向かったほうを見つめてる。
(ミオ)
「うふふ・・・早くしないと別の男に妹取られちゃうよ!お・兄・さ・ん!」
(クロード)
「っば!違っ!」
クロードの顔は耳まで赤に染まった
(ミオ)
「隠さない隠さない、最近パラルアちゃん大きくなったししょうがないね♪」
(クロード)
「大きくって・・・ドコが?」
(ミオ)
「どこって・・・そんな野暮な事きくのかにゃ?♪」
(クロード)
「は!?ちょ!!俺が妹に変な気起こすとでも!?」
(ミオ)
「はにゃ?クロちゃんもしかして・・・変なところ考えてないかにゃ?♪私が言ったのは身長のことなのにね~♪」
クロードの顔が真っ赤になり顔から今にも湯気を出しそうなくらい赤く染まった・・・・
(ミオ)
「まぁいいけどさ、クロちゃんパラルアちゃんのお兄ちゃんなんだからね!ちゃんと守ってあげてね?」
(クロード)
「あぁ・・・わかってるさ・・・あの笑顔消したりなんかしない!」
(パラルアス)
「お兄ちゃん~」
(クロード)
「おぉお帰り!あったか?財布」
(パラルアス)
「あったよ~!」
(クロード)
「そうか!んじゃ出店みてまわるか!おなかすいたしな!」
(パラルアス)
「うん!・・・えへへ♪」
(クロード)
「ん?」
(パラルアス)
「んーんー!なんでもないよ♪さ、行こ♪」
二人は歩き出す、平和なこの村ティルコネイルの収穫祭を楽しむために・・・
(ミオ)
「・・・クロちゃん、貴方はお兄ちゃんなんだからね?ちゃんと守ってあげてね?」
ミオは空を見上げて呟いた・・・
(クロード)
「ミオ!早く来いよ!何か食べるだろ?」
(ミオ)
「あ!今行くにゃ~♪」
楽しい賑わい・・・空を焦がすキャンプファイヤー・・・音楽家たちが楽しい旋律を奏でる・・・・
3人そろってのものすごく楽しい思い出・・・・この胸に刻み込む・・・永遠に忘れないよう・・・
(世界を守った冒険家の日誌1ページ)
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(????)
「私・・・声・・・すか?」
ん~・・・誰だ・・・?
(????)
「私の声が聞こえますか?」
ん・・・
(????)
「ティルナノイの封印が・・・とかれようとしてます・・・」
ティルナノイ!?永遠の楽園のティルナノイか!
(????)
「お願いです・・・助けてください・・・このままでは・・ティルナノイが・・・!」
光が目の前を包む・・・・
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扉をたたく音・・・その音はしだいに大きくなり俺の目を覚めさせる・・・
(パラルアス)
「お兄ちゃん!朝だよ!もうミオさんも私も朝ごはんたべちゃったよ!?」
(クロード)
「あぁ・・・わかった・・・すぐ行くから降りててくれ・・・」
(パラルアス)
「うんわかった・・・じゃあ下でまってるからね?」
(クロード)
「あぁ・・・」
今日の夢・・・なんだったんだろう・・・黒い羽を生やしたきれいなお姉さんだったな・・・
着替えたクロードはトントントンと音を立てながら階段を降りて行った。
(ミオ)
「おはよー♪クロちゃん♪遅いぞ~!もう二人ともご飯たべちゃったぞー!」
(クロード)
「あぁ、すまんな・・・ちょっと不思議な夢を見たもので・・・」
(パラルアス)
「不思議な夢?」
(クロード)
「あぁ・・・綺麗な黒い羽の生えたお姉さんがティルナノイの封印がうんたらかんたらって・・・」
(ミオ)
「ティルナノイの封印が!?」
(クロード)
「ミオ何か知ってるのか!?知ってるなら教えてくれ!」
(ミオ)
「・・・ティルナノイというのは永遠の楽園と言われているんだ・・・だけどそれは魔族たちが広めた嘘・・・実際はそんな素敵なところじゃない・・・」
(クロード)
「そうか・・・って何でミオは知ってるんだ?」
(ミオ)
「!そ・・・それは・・・そう!あの、ほら!私の旧友が人から聞いたんだって!」
(クロード)
「そうか・・・まぁとにかくそこの封印がとかれるとどうなるんだ?」
(ミオ)
「大量の魔族たちがティルナノイからこの世界に出てきて世界は破滅する・・・!」
この時から3人の日々は徐々に変わっていく事になる・・・・・。
とりあえず続きが知りたい方は私のブログ探してみてください~
今はサークルの方の執筆で進行してませんが、第3話まで
掲載しています、最後まで見てくださった方に・・・
有り難うございました!m(--)m