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あおちゃんだ |
11/03/15 07:18 |
岩手在住の者です。
出産のため地震発生4日前に、実家のある大阪へ戻ってきました。
主人は医者です。
日曜の朝、安否確認が取れました。
怪我された方の治療に朝晩なく走り回っているようです。
水も食糧も、消毒液や器具、絆創膏1つ、足りているものなど無く
治療時に使用するゴム手袋すら無いそうです。
自分にできることは何だろうと、お金や物を送れないかと役所へ行ってみたり、主人がいつでも大阪へ来られるよう、地図を広げ交通情報と見比べてみたり。
身重だからと主人と離れたことを悔み、でも報道画面を見て「助かった」と不謹慎にも安堵し震えたり。
勝手なもので、主人の安否が確認できたとたんになにかが背中からスッと抜けたような、朝の空気を吸い込んだ時のような爽快感を感じました。
今自分にできることは、自分にでもできることを探すことじゃないかと、パソコンを開きました。
主人とマビノギをしていました。
違うギルドに所属し、ほとんど接点のないエリン生活です。
ギルメンさんたちに被災地の人が居ないだろうかと、確認のためインしました。
すると、画面が読み込まれる前にフレンドチャットの窓が来て、ギルチャでは「無事だったんだ!心配したよ!」とログが流れていました。
住まいの話題になったことがなく、誰も知らなかったはずなのですが、震災発生日よりインしていないことで心配をかけてしまっていました。
ギルメンさんたちは、トゥデイも行かずただチャット放置でのインでまわりに無事を知らせ、まわりのログインで安否を知ろうとしていました。
ネットゲームだって関係は築かれ、情は積み重なっていくもの。
主人のギルドに面識は無いけれど、勇気を出して主人の無事を知らせに行こうと思います。
次にいつ主人と生の連絡が取れるか分かりませんが、その時には「○○さんはこうだった。△△さんはああだった」と伝えることが出来れば、安心し気も紛れるのではないかと。
被災されながらもネット環境にある方、被災地域以外の方、FLやギルメンの安否は確認できましたでしょうか。
無事を知ること知らせること、安心を得、与えることも「出来ること・すべきこと」ではないかと、
いい歳をしていながら、待っていてくれたギルメンさんたちに教わりました。
節電を強く求められる状況の中、マビノギを控えておられる方も多いでしょう。
それでも不安で震え、不安を与えてしまっていた立場からゲーム内の関係とは言えど無事を知り無事を知らせることも大事と思ってしまうのです。
よく分からない文章で申し訳ありません。
明日より出産準備で入院しますので、反応もできません。
イン率の低い私たちが心配してもらえたように、今あなたが想っている人が無事で、誰かがあなたのログインを待っていますよ。
「不安を与えてしまった立場」とは思っていません。
心配ではありますが、ネトゲどころじゃないことを周囲は理解しています。
もちろん、またいつの日か再会できることを願っています。
スレ主さんにはそのような方法が最善だったのかもしれませんが、
このような考えを持っている者もいるのだな、と心の片隅にでも。
お体に気をつけて、無事出産を。
ご家族平和に過ごせる日々が戻ることをお祈りします。 11/03/15 08:21