マビノギ

木刀狼

09/02/02 17:13

諸君、私は木刀が大好きだ。

突然だが、諸君は武器に『燃えて』いるだろうか？

自らの武器、グラでもハンマーでも精霊クレイモアでも何でもいい。
その武器に対し、並々ならぬ情熱を持っているだろうか。
ここでぶしつけかつ反感を買うほどに単刀直入に言わせてもらうと

　諸　君　ら　は　惰　弱　で　あ　る　。

ここで私は諸君らを貶め、自分を棚に上げてせせら笑いたいわけではなく、
むしろ私はその惰弱の最下層に属するわけだがそれはさておき。
日々剣を握り敵を打ち倒していく諸君だが、よく聞く声がある。
『str強いぜｗｗｗ』『dex高いｗｗｗｗ』それは確かにいいことだ。
だが、それも武器あっての物なのではないかと私は思う！
独断と偏見に身を任せ、当たり前のことを語弊を恐れず言おう！

素手の剣士が剣を持った剣士相手に何が出来る！？
よほど素のステータス差がない限り死ぬだけである。
弓使いに至ってはdexだけだ。素手の威力は目も当てられない。
魔法使い？　彼らに対しては何も言えない。
だけどワンドが無いとメディテーションとか……不利だろ……？

日々君たちが握るのは剣であり弓であり、それは武器である。
しかしそれと同時に、その武器は君たちの相棒である。
我々は己の命を、その剣の薄い刃と、微小な矢じりに乗せているのだ。

ここまで延々と語ったのを理解できないのであれば、それは申し訳ない。
だが某作家いわく、語るものは分かったことを分かりづらく説明し、
君たちは分からないことを分かったように聞くのだから非難は五分五分である。
つまり私は！　君たちの持つ剣に！　愛を注いでいるかと言いたいのだ！
ただ強いからという一点にのみ着眼するのもいいだろう。
だが、そこに武器への愛がなければ！　真の戦士とは言えない！

私は、アイリを渡されて２秒で外し、即木刀を買いに行った。
いつまでも白薔薇を持って戦い続ける魔法使いも知っている。
己が剣に誇りを持ち、己が弓に敬意を払えば、それは信頼にこたえてくれるだろう。
まあ、具体的には改造やらなんやらで。

この文を読み、もし武器に愛を抱けた諸君がいれば、それはとても幸せなことである。
その武器がもしいわゆるマイナーな物なれば、その武器について語り、広めるといいだろう。
その武器が、好きな人も多いものであれば、同好の士と語り合うのもいいだろう。

そして最後に、既に自らの武器を愛し、敬っている諸兄方は、私の賢しらに語るの愚を笑って頂きたい。

諸君は、武器に『燃えて』いるだろうか？