マビノギ

オネット_mor

08/12/07 19:52

Data'sでこんな一文を見かけた。

（記事「■GAMEABOUT - [G10] タラ村と新しいメインストリーム■ 」より）
Dev：タラが遠いから近付きやすい装置を悩んでいる。ムーンゲートやマナトンネルのような移動が楽な装置がいやなのでタラの導入とともに改善すればどうかなする考えもして見たがユーザーの分散やケオ島への移動など問題になる素地があってその企画案は破棄された。

デブ猫側にもそう考えてくれている人がいて嬉しいのは自分だけだろうか？

MGやMT、各種蜜蝋等のアイテムは便利である反面、長距離を簡単に移動できてしまう為に、せっかく広くなった世界を“狭い”と感じさせてしまう点が目立つ。
特に大陸移動なんかは酷いもんで、今や誰も大陸間の移動に帆船を使わない始末だ。
現状のダンバに集中したコミュニティも、「何処へ行こうと直ぐに戻って来る事が出来る」という事実の上に成り立っているように見える。
この状態で、タルティーンやその先に待っている王都タラが実装されたところで、果たしてイメンマハと同じ轍を踏まないと言い切れるだろうか。

解決案としては、
○大陸移動瞬間システムの廃止
○各種蜜蝋の廃止、もしくは供給数の制限
○MG・MTの使用に、アイテムまたは魔法、もしくはその両方が必要なようにする
この3つが、自分が思いつく範囲の対策だ。
特にMGやMTは世界観の構築にも一役買っている為、ただ廃止するのではなく上手に生かす形で長距離間の移動に制限をかけるべきだと考える。
以下に、自分が考えた例を挙げてみる。

●MGやMTの使用には、各町村で売られている（もしくは現地で入手できる）アイテムと、専用のスキルが必要
●アイテムは素材の状態でのみ入手可能にし、ポーション作成のように生産性を持たせる（作成自体に使用するのはハンディクラフト等の既存スキル）
●専用スキル（出来れば魔法が好ましい）は、PTメンバー全員に使用可能
●専用スキルは、使用に大量のマナを消費する（安易な移動を防ぐ為）

移動魔法は他ゲームではよく見られるが、MTやMGと組み合わせる事でマビノギ独特の世界観を作り出せるのではないだろうか。

最後になってしまったが、長距離移動の制限によるメリットとしては、
・魔法の使用、アイテムの生産による新しい経済活動が生まれる
・各地域に滞在するプレイヤーが増え、(いい意味でも悪い意味でも)コミュニティが分散される
・コミュニティが分散されることで、同一サーバー内でも各地域に特色等の差が生まれ、プレイヤーが構築する世界観が深まる
・カラジェックに陽の光が当たる
・歩く楽しさを思い出せる
などが挙げられる。

堅苦しく書いてみたものの、ただ便利なだけじゃいかんと思うのです。
遊びであるからこそ、煩雑さと利便さのバランスが保たれてしかるべきなんじゃないかなあと。
最初は羽どころかペットもいなかった中、みんなティルコとダンバの間を走り回ったのを思い出して欲しい。
最初から最後まで個人的な意見ばかりだけど、せっかく世界はこんなに広くなったのに、それを蔑ろにする様な現状のシステムはいかがなものか、と。そういうことが言いたかった次第でございます。

以下ツッコミ大歓迎。