マビノギ

篠姫_mor

08/03/31 09:45

フ『ご主人様　地図見てください。』
 
篠「（ミミックから取り出しながら）その・・地図ってどう見るの・・・？」
 
本当に地図の見方が分からないようだ。
ファミは絶句する。
 
フ『あなたは、フィリアからどうやってこちらに来たのですか？』
篠「そんなもんきまってるよ？　フツーに船でしょ？」
フ『なのになんで地図がみれないんですか！？・・・全く、それならルフくんに頼みま
　　しょう。』
 
さて、ルフくんとは一体誰でしょうか？　三択クイズです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（後で、スグ答えはでてくるけどね♪）
壱：黒狼
弐：ハーブ豚
参：サンダーバード　　　　　　　大ヒント。全部英語に訳してください。
 
篠「え　地図みる為だけに出したげるの？そういうのあのコ嫌いじゃん！
　　怒るって！！絶対！！」
 
露骨に嫌がる篠姫にファミは
 
フ『ここ、知ってましたか？実は、スケルトン、コボルト、ダイアウルフ、それにトロー　　
　　ルまでいるんですよ？　ルフくんは僕たちの中で一番強いです。
　　・・・ここは、彼に任せるのが一番です。』
 
いやはや、そんなに物騒なとこだとは、思っていなかった篠姫。何か、そこかしこにヤバそうな穴が開いてる。時々落ちちゃう奴がいるとか・・・
 
言い争いを繰り広げる二人に合入れるように
？『トロールヤスムルク』（間違ってたらすみません！）
 
篠&フ「『え・・・？』」
 
慌てて隣の穴を見てみると、なんとそこには・・・！
 
？『トロールヤスムルク』
 
トロールがこっちのこと、睨んでる！
もうガン見である。　まさか・・気づかなかったとは・・・！
 
そう篠姫とファミが唖然呆然とトロールを凝視する中・・・
篠「な、なんなのコイツはッ・・・」
 
フ『やっぱルフくん呼んだ方がいいですよ！さッ、早くッ！』
 
トロールの全身から発せられる素晴らしき殺気のオーラ。
それに根源的な恐怖を抱く篠姫とファミ。
 
篠&フ「『（ミミックの中に向かって）ルフくん！出て来いッヘルプミィッ！！！』」
 
と日本語だか英語だかよく分からん言語でルフを呼ぶ篠姫&ファミ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（もといチキン）
すると突然黒狼が現れる。
ん、名前を見てみると・・・どうやらルフというのはあだ名で、ブラックルフが本名らしい。
 
ブ『何だよ！いきなり！何かちゃんと用があってのことだろ・・
篠&フ「『横見ろ！横ッ　　　・・・うっうわああああああああッ！』」
篠「ルフ様！頼む！」
ブ『なっ何だと！！！』
フ『僕も頼みます！ルフ様ッ』
ブ『おいっ　テメェら　　・・おわっ！？』
 
何故か敬語になり、ルフの反論を封じてトロールの入ってる穴に突き落とす篠とファミ。
 
ブ『おいってめえら！俺が生きて帰ってこれたら　覚えてろよ！！』
 
遠く離れた所に逃げた篠姫とファミは
 
篠「うぅ・・・ルフ様の犠牲は無駄にしない！」
フ『僕たちは、貴方の分まで頑張って生きます！！師匠（せんせい！』
 
ブ『テメェら、マジで覚悟しとけよぉぉぉぉぉぉッ！！！！！』
 
ガイレフの夜空にルフの怒りに満ちた叫びが響き渡る
その声の虚しさに、コボルトが、キツネが、ダイアウルフが、はたまたその他の感情がない動くモノたちにも届いた
 
　　　　　　　　　　ガイレフ中が　　泣いた。
 
結局ルフはマジ同情したトロールに助けられて穴を脱出した
 
ト（それにしても、アイツらの世界も　厳しいんだな。
　　　　　　　　　　　　　　・・・ラインアルトも　厳しいが。）
 
さて、そのあとの　ものがたり
 
ルフは一晩中かけまわり、『うおおおおおおおん！！！！』と吼えながら　飢えた猛獣のようにバンホールに入り、バリDの中に逃げ込んだ篠姫、ファミをお縄にした。
 
ブ『ふぅ・・・・これでスッキリしたぜえええええええッ！！！』
 
篠「いやはや、ホントやばかったねえ・・・・ふぃ～」
ブ『お前らは、何もなかっただろ・・・もう沢山だ。早く戻しやがれ。（怒』
篠「＜ブルッ＞へいへい・・・・」
 
叱られながらルフを戻す篠姫。
中々うるさいファミリーだが、まぁこれもいい家族なのだろう＜？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　END
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狼は持ってますが、ミミックの中からは取り出してません
光の中からってのもなんか書きづらっかったんで・・・
すみませんが、勝手に作らせてもらいました。
まぁ、まだ続けようと思います
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かしこ