マビノギ

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08/02/09 16:41

どうも。用事（といってもほぼ勉強ですが）あって見るのが遅れてしまいました。
前スレ「ちょっと真面目な話を。」
http://www.mabinogi.jp/5th/3_free.asp?bbs_mode=view&depth=0&p_thread=53677999&num=53678&bc=10&list_mode=all&svrname=&page=4
の返信を書いていたら、文章量が膨大になってしまったので、勝手ですが再掲させていただきます。
（ご覧になっていない方は上のリンクからどうぞ。
重い話題なので、純粋にマビノギを楽しみたい人には不快かもしれません。ごめんなさい。）
 
 
 
 
 
話題が重かったので、返信０で流れるかな…と思っていたのですが、返信ありがとうございます。
やっぱり、リアルタイムでの経験が記憶として残ってないから、自分はこういう意見が持てる（持ってしまっている）のかもしれません。
 
 
自分が使った「いい意味で『忘れる』」というのは、すぺしねふさんの言い方が一番しっくりくると思います。
毎年、震災の時刻には黙祷をささげ、その日には蝋燭を灯して故人の冥福を祈る映像が流れるじゃないですか。
確かに、亡くなった方々へ祈りを捧げるというのは絶対に必要なことだし、これからも絶やしてはいけないとは思います。
でも、毎年毎年、その日だけはメディアもその話題ばかり取り上げ、
「何だか、この日だけは１９９５年から止まったままみたいだな…」
と、こんなことを思ってしまうのです。
今では、震災を受けた街も、１９９５年当時以上に発展していて、「物理的な復興」は出来ていると思います。
でも、こうやって国主体で毎年セレモニーを行っていては、「心の復興」はいつまでたっても訪れないのでは？とも思うんです。
なんだか、嫌な見方ですが、国全体が一生懸命その日の悲しみを掘り起こそうとしてるようにも見えてしまって……
 
 
このスレを立てた後、wikiとかでも色々と調べました。
物理的にも、心理的にも未曾有の被害が出たのは理解できるのですが、
 
じゃあ、新潟中越沖地震は？
 
ここ数年で、阪神淡路大震災の規模には遠く及ばないにしても、大きな被害の出た自然災害は国内外で数回ありました。
でも、それらのニュースが取り上げられることは今では非常に少なくなっています。
 
 
自分がこういう考えを持つようになったのには、中越沖地震から数ヶ月経った後の、ニュース番組での特集で、中越沖地震の被災者のこの言葉があります。
 
「震災からまだ○ヶ月程しか経っていないのに、被災していない他県の人々はもう過去のことのように扱い始めている。
まだ復興はとても充分とは言えない程度なのに…」
 
阪神大震災は、物的復興が終わっても未だに式典がちゃんと行われて、中越沖地震は阪神より規模が小さいというだけで、復興が不十分な段階で、既にも風化し始めてしまっている。
これが、自分には理不尽に思えてしょうがないのです。
心の傷の大小は、周囲の人間が被害の大小とイコールで結び付けてはいけないのでは？と思うんです。
 

だから、もう、これからは今から起きていく事に目を向けていくべきじゃないんだろうか？と自分はそう思うんです。
 
 
私的な意見だし、大多数の人とは違う考えだろうとも思っているので、バッシングを受けるだろうな、とも自覚しています。
それでも、悲しみは悲しみとしてしっかりと心に刻み込んで、「１月１７日」の止まった時間は、もう再び刻み始めてもいいのでは？　と１８歳の自分は思います。