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卍ラビ卍_tar |
08/02/01 19:26 |
「うーん……いったい僕は、ここは……」
そこには、ブラックグリーン色のショートカットをした青い瞳の子供が横たわっていた。
服装は、灰色のローブを着て、フードもかぶり、かかとが高くない黒いブーツ
を履き、白い皮製の手袋をはめていた。
「目が覚めたようですね。ナオといいますはじめまして」
ナオという少女は、にこっと笑ってこっちを見た。
子供は、ナオを見ながら体だけ起こした。
ナオは、白髪でツインテールに縛っていた。
服装は、チャイナドレスのような黒い服を着ていた。
改めて周りを見回すとそこは、宙に浮かんでいた。
子供が、自分の寝ているところを見回すと、白いクローバーの形をしていること
がわかった、宙に浮かんでいるせいか妙な違和感がした。
「アークライトさんですよね? 」
「アーク……ライト……」
子供は、アークライトという名前を聞くと妙な感覚があった。知っているよう
な、知らないような、よくわからない感覚に子供は、不思議で仕方なかった。
「ちがいましたか?」
「……わからない僕は、いったい……」
子供は、本気でいっていた。子供は、自分がいったい何者なのか
何処から来たのかわからなかった。
「え? もしかしてここにくるまでに記憶をなくされたんでしょうか? 」
ナオは、不思議そうに言った。
「……」
「……それもわからないと」
こくりと子供は、首を縦に振った。
ナオは、困ったような、顔をした。
「うーん困りましたね。……こうしててもしかたないし、とりあえ
ず、私が知っているあなたのことを教えます」
「……はい」
子供は、たよるあてもないので仕方なく同意した。
(でもアークライト……なぜだろうすごく懐かしい気がする)
「えーとあなたの名前は、アークライト今回は、転生したことに
なってます」
「転生……」
子供は、聞いたことの無い言葉を聞き不思議だった。
「転生は、いろいろなスキルがそのままでレベルは……そのま
まのようです」
「……」
アークライトは、自分の手を見た。その手は、とても小さく幼か
った。
(言われてみるといろいろなスキルを僕は、知っている)
アークライトは、感覚が覚えているスキルを一つ一つ思い出し
た。そのスキルは、どれも熟練されていた。
「あ、もうそろそろ時間が! とりあえず大切なことだけ言いま
す! 」
そういうとあせった様子で早口にナオは、語りだした。
「あなたが行くところはエリンといいますこれからあなたはダ
ンガンという人にあってください! ではいってらっしゃい! 」
ナオがそういい終わるとアークライトの目の前が真っ暗になっていっ
た。
「え? 」
次の言葉を言う前にどんどん真っ暗になっていき意識がなくなりつつあった。
(これからいったい僕は…これ…か…ら……)
そう思うと同時にアークライトの意識は、無くなった……
1度書いたものなのですが、前に書いたものがあまりにもひどすぎて、また書き直しました。皆様には、いろいろな意見をもらい、とても感謝しています。
まだまだ、未熟ですけれども快く受け入れてください。
お願いしますT.T
by:卍ラビ卍(^.^)V