マビノギ

シズキュ様_tar

07/10/17 19:45

リアルに於いて
 
俺がヒモという人生の勝ち組になる直前、
東京でリーマンやってた負け組時代の頃のお話。
 
京葉線のホームから、中央総武線へ向かってひたすらエレベーターを上がっていくわけだが
急ぎたいのかなんなのか、後ろからガンガンとわざとらしく足音たてながら登ってくる奴が来た。

しかっし、前は詰ってるから俺の真後ろで止まった。でもなんかブツクサうぜえ
俺は「なんだこのガキは・・通勤ラッシュなんてそんなもんなんだから耐えろや」と思っていた矢先
そいつは無理矢理押しのけて登ろうとしやがった。流石にキレたので
「おい、やめろ！」言うたら、ソイツは既にマジギレ状態で、ネクタイつかまれて
「なんじゃいごｒぁあ！！」　そのままエスカレーター上りきったとこでバトるか？お？となったところで
見かねたオッサンリーマンが「やめなさい！やめなさい・・！」と仲裁に入った。
マジギレ君は、やはり急ぎたかったのか掴みかかろうとする俺を引き剥がしてさっさと丸の内方面へ
そして追おうとする俺を「もう、やめなさい！」と、止めるオッサン。
 
いまでも鮮明に覚えているリアルPvP一歩手前の局面だ。
ここでの敗因はただ一つ。ネクタイを締めていたこと。
それ以降、俺は出社してからタイを締めるようになった。
で、実戦なんだが、まず急所を問答無用で狙う事。
一番手っ取り早いのが目だ。親指と中指を使うってのを発想しがちだが
そんなもんは唐手家にやらせときゃいい。我等非戦闘員は、雛の様にひ弱なのだ。
そこで、リーマン武器の登場だ。まず、内ポケットに数本はペンの類を指してるだろ。
いつでも尖った方を素早く取り出して目ん玉に突き刺せるよーにしておくと良い。
リーチが長い分、素手より有利だしな。それをキーホルダーはリング状の裸の物が良い。
これは腰にジャラジャラぶら下げるんじゃなくて、スラックスの左ポケットに素のまま仕込んでおく。
これで、右手は内ポケット、左手はズボンのポケットと、いつでも武器を出せる。
相手がグラサンをしてたら、右腕を先に相手の鼻のちょい上に差し込みつつ、
流れるように左手でキーを抜き出して左目を潰す。
この一連の動作は、グラサンを外しつつ目を潰すという行為を同時にやってるから合理的だ。

相手がゴーグルをしていたり、フルフェイスを被っていたら／(^o^)＼ｵﾜﾀ
逃げろ。とにかく逃げろ。逃げも勝利だ。サッカーでも点が勝ってりゃ時間稼ぎするだろう。
あれも一種の逃げだ。勝つ為の。
しかも、ペン類も鍵も凶器ではないから捕まらない。
そして、何より重要なのが、「こちらからは絶対に先に手を出さない」ってこと。
こっちが無傷で相手がメクラになったとしよう。
傷害罪で刑事訴訟モンだが、「正当防衛」の一点張りでOK　民事は知らん。

でも相手が８９３屋さんだったら、どう足掻いても／(^o^)＼ｵﾜﾀ
むしろ真の負け組になれるチャンス。自動的に行方不明になったり、戸籍ごと抹消されたり。
（'A`）ﾌﾞﾓｰ