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ネカマのてあ |
07/09/13 00:51 |
「こんばんわ。当番組の司会を務めますナオです。今晩もよろしくお願いしますね」
ナオ、一礼して隣の人物を示す
「そしてこちらが前回からどうしたわけか行方不明になってしまったルエリさんに代わりましてアシストしてくださる、タルラッくまさんです」
「タルラークです。よろしく」
タル、さらりとかわして一礼
「さすがですね。ルエリさんとは違う大人の魅力を感じます。腹立ちますが」
「・・今回はなんでも東方の遊び短歌がテーマなのだとか。いやぁ、実に楽しみですね」
タル、営業スマイル
「タルラークさんには視聴者の皆様から投稿されました短歌を詠み上げて頂いて、私が感想を言ってみたいと思います。それでは早速はじめの一句をお願いしますね」
「はい、では詠ませていただきます
おっと、これはこれは、どっかの誰かの予想を超えた数がよせられてますね、はは、大変だ」
「大変ですよね」
「ええまったく、では少し駆け足になりますが最初の詩」
上の句 「石畳 喧騒の音 響かせて」
石畳 喧騒の音 響かせて
馳せる子供と 果てる夏蝉
メロティア
石畳 喧騒の音 響かせて
去っていくのは 君がいた日々
カルポ
石畳 喧騒の音 響かせて
シエスタの街 学生の群れ
吟流彌是
石畳 喧騒の音 響かせて
鋼と踊る 火花一片
褐色キツネ
「以上からひとつ優秀な作品を選んで感想をお願いします、ナオさん」
「えー、ひとつですか・・・悩みますね・・・それじゃぁこちらを」
石畳 喧騒の音 響かせて
馳せる子供と 果てる夏蝉
「メロティアさんの作品ですね、うん、いい詩だと思います。選考の決め手は季語ですか？」
「はいそれもありますが、なんというか残酷なところが気に入りました」
ナオ、にっこり
「・・・残酷・・ですか・・・まぁ、そうですね。過ぎ行く季節を現すのが夏を精一杯生きた蝉の一生というのは残酷といえるかもしれませんね」
「ええ、その上子供に踏みにじられてつぶれるんですからえぐいですよね♪」
ナオ、楽しそうに
「ちょ、あなたこの詩どんな風にかんがえたんですか（´△｀；」
「はい♪夏の終わりにアスファルトの上で最後の足掻きをする虫けらを、餓鬼共が面白半分につぶして走り去っていく様ですね！」
（落ち着け、落ち着けっ、タルラーク。ここでつっこんだら、ルエリの二の舞だぞっ）
「えー、その、斬新な解釈ですね」
「そうですか？ごく一般的な子供の行動だと思うんですけど」
「・・・ぇえっと私の感想ですが・・・夏の間、石の敷かれた道でうるさいくらいに騒いでいたのは子供も蝉も同じだけれども、子供たちはまだこの先も未来に駆けていく。けれども、蝉はその一生を終える。そのギャップに思うところは希望、憐憫と人それぞれでしょうが、その懐の広さもまた面白く感じますね」
「私の感想と同じですねっ！」
「・・・このひとむかしからこうだったかなー。そうだった気もするなー。ルエリ、私も君と同じ道を歩んでしまいそうだよ」
「なんだかタルラークさんが黄昏てますが、本日はどうやら終わりの時間が来てしまいました。この続きはまた後日のなぜなにナオさんでお送りいたします。それでは皆様ごきげんよう」
ちゃらららっちゃらっちゃらったらちゃらぁん
おまけ ネタ部門
石畳 喧騒の音 響かせて
それにつけても 金の欲しさよ
泣き顔を 空のイウェカに 見つめられ
それにつけても 金の欲しさよ
ひぐらしの まだまだ騒ぐ 窓の外
それにつけても 金の欲しさよ
艶っぽい 声に振り向き 見たものは
それにつけても 金の欲しさよ
君はもう ほんとはいない 写真立て
それにつけても ﾈﾀの欲しさよ
明灰色
上の句を一切無視したある意味思い切りの良い、ていうかよすぎる作品でしたｗ
ネタはあたしもほしいなぁ
なぜなにナオさんリンク
http://www.mabinogi.jp/5th/3_free.asp?bbs_mode=view&depth=0&p_thread=48386999&num=48387&bc=10&list_mode=my&svrname=&page=1
１００スレ記念で短歌大会リンク
http://www.mabinogi.jp/5th/3_free.asp?bbs_mode=view&depth=0&p_thread=48047999&num=48048&bc=10&list_mode=my&svrname=&page=1
発表が思ったよりどえりゃー長くなってしまいましたので
数回に分けてやらせて頂きます
飽きないかぎりどうぞお付き合いくださいｍ（。。ｍ
