マビノギ

ちよちょん

07/09/01 09:36

☆☆☆ギルド内での揉め事に奔走していらっしゃる全ての人に捧げます☆☆☆

わたしがマビをはじめてから、ずっと所属しているギルドで起こった出来事です。
 
はじまりは、ギルメン内で揉め事が発生し、ある子が鎧装備等をその場に捨て
２度と来ないとばかりにログアウトしてしまったことでした。
 
その場にいなかったので、事情はその場に居合わせたメンバーから聞いて、
本人にはとりあえず帰ってきて欲しいと思い、メモを送りました。
 
毎日送った甲斐あってか、あきらめかけていたころに、直接２人で会いたいとの
連絡をもらい復帰の意思を示してくれました。
 
やりあってしまったメンバーとは、わたしが仲立ちする形で、とりあえず双方
仲直りすることとなり、お互い直接会って謝罪するとこまで漕ぎ着けました。
 
 
ところが・・・
直接やりあった２人とは違うもう一人の人物が「納得いかない」と言い始めた
のです。なぜ、復帰して謝罪まで漕ぎ着けたのに納得いかないのか、その子
と話したのですが「理由はうまく説明できない」という回答しか頂けず、困惑して
いたところに「納得いかないのでギルドやめます」と言い出してきました・・・
 
もう手に負えない状態だとギルマスに相談しようと思ってた矢先に、その子が
ギルドを辞める旨をギルマスに話したために、緊急にギルドミーティングを行う
こととなってしまいました。
事情を知らない人を加えての話となるため、当然の流れとして一切の経緯を
問題を起こした２人から聞き出すことになります。

いけない・・・
せっかく遺恨はあっても謝罪しあうというとこまで漕ぎ着けたのです。
このままでは全てが終わることになってしまいます。かつて鎧装備等を捨てる
とこまで追い詰められてログアウトした子が、とりあえずも戻ってきてくれたのです。
 
この会議をすることは吊るし上げをするも同然となります。でも誰もそのことに、
ギルマスでさえ気が付きません・・・（やめるとの脅しを掛けられているので、
気づくなんて無理だったのかもしれません＞＜）

「納得いかないのでやめます」といった子はどうしても会議をやめるつもりはなく、
結局会議を行う羽目になりました・・・

結果は・・・
予想通り２人は感情的な喧嘩を始めだしました
 
それまでずっと耐えてがまんしてきたのですが、ここに至ってわたしもプッツン
してしまいました。
会議を始めだした子に「これで満足？」と詰め寄ってしまったのです。
（感情に流されては居ましたが、わたしが悪態をつけば、喧嘩をはじめた２人の
感情は逸らされるだろうし、会議を始めだした子が他から糾弾されずに済むのでは
との計算があったのも確かですけど…）
 
なにより恐れていたのは、このまま２人が感情的になった状態で話を続ければ、
再び鎧装備を捨てて二度とログインしなくなるのではないかということでした。
聞いている人を例え敵ににまわしても、わたしだけは味方だと証明しなければ危険
だと思い、結果、会議を始めだした子を攻撃することに・・・
（今考えると、ほんとお粗末です・・・。完全攻撃はまずいと思って途中でフォローを
いれようとして、話が支離滅裂になるし・・・）
 
プッツンしたわたしに呆れてくれたのか、とりあえず２人は冷静になってくれて、
会議を言い出した子も、会議の結果がとんでもないとこに行くことがようやく理解
してくれたらしく、３人がそれぞれ謝罪の言葉を言い合って、その場は決着しました。
（形だけだし全員納得していないだろうけど、時間が経って一緒にいろんなことしだせば溝は少しずつでも埋まってくれないかなと祈ってました。）
 
これで、わたしは悪役イメージ付くんだろうな～とぼんやり考えていました。
首を突っ込みたくなかったし、途中で放り出したかったのが本音ですが、
ほっておけば空中分解するのは見えてたし、結果オーライでいいかなって、
納得いかない自分の感情をなだめてました。

 
これで終わりならよかったのに・・・

しばらくの間は、前のように戻ったように見えました。でも、心のほころびは少しずつ
疑念へと変わって行き、最終的には強固な確信へと変貌してしまいました。
 
鎧装備等を捨てたけど戻ってきてくれた子が、みんなから無視されているのが耐え
られないと言い出し始めたのです。被害妄想だと説得したのですが、結局ギルマス
に直接やめる旨を伝えて、わたしには一言とも言わずにギルドを脱退してしまい
ました。
 
正直信じたくなかったです。不信感を買うこと承知で守ろうとした子に最終的に
裏切られてしまった気分になり、内心で周りを責め、自分を責め、心がポッキリと
折れてしまったような気分を味わっていました。（それまでは攻撃してしまった子
を含め、とりあえずは普通に話せるところまでは回復していたのですけど・・・。）
 
自分自身がそういう状態にあるということを周りに気づかれないようにしなくてはと、
頭では思うのですが感情が納得してくれません。このままではどうしようもないと
思い、体調を崩し出したこともあって、やっていたサブマスを交代できないかと
ギルマスに相談しました。
 
その相談の折に、「納得いかないのでやめます」といった子が、「最近あなたが
冷たいと言っている」と聞かされ、それでは一度直接話してみますということに
なりました。
 
 
話を切り出して、すぐに帰ってきた返答は「あなたが怖くなって避けている」という
答えでした。冷たくなったと感じているのではなく、自分の自責の念に押しつぶ
されているように見えました。
（では、なぜギルマスにああいったのかと邪な疑念が沸いてきます･･･）

その後話を続けると、「やっぱりギルドを辞めるべきだった」と言い出し始めます。
なんとか留まってくれないものかといろいろ話したのですが、「もうすでにギルマス
に辞める旨を伝えてある」と決定打を出してきました。
（これははめられたのではないかと、わたしの中の被害妄想の部分がまたささやき
出します･･･）

もう止めることはできないと思った段階でわたしの不調は最大になってしまい、
冷静な判断も行動もすることができなくなっていました。
（翌日病院に行く羽目になるのですが・・・）
 

そして、ついに全ては終わりに・・・
ギルド板に、不調でしばらくINできなくなるかもしれないと書き込んで病院にいくと、
予想通り医者に拉致され、帰ることができなくなりました。
ある程度落ち着いた段階で着替えを取りに帰ることを許可してもらい、ついでだと
思ってギルド板を覗くと、そこにはギルマスからのわたしに対する驚天動地の
書き込みがありました。
 
『近日内部で発生した問題に対して、懲戒処分者が出たのでここに記す。
 
被処分者　ＸＸＸ
 
処分　警告及び降格
 
隊員としての名誉を著しく傷つけた場合
隊員として協調性がなく他のメンバーに迷惑をかけた場合
 
この二点に該当したので上記の処分に科す。』
 
見た瞬間に、なぜ？という疑問と、やっぱりはめられたのかという被害妄想からの
納得と両方が錯綜しました。（事実はきっと、意図してやったことではないと思い
ます・・・あくまで自己弁護しやすい形でギルマスにやめる旨を伝えたため
だと・・・）
 
ギルマス本人がこの書き込みをギルドメンバー全員が見るギルド板に書き込む
ことは、わたしというメンバーの『名誉を著しく傷つけた場合』に該当してしまうと
いう事実が、とても悲しかったです。（処分そのものではなくさらし行為に走らせて
しまったということがです。）

書き込みを行う前に一度真偽を確かめる余裕すらないほど、怒りに任せた行動を
させるほど結果的に追い詰めてしまったことが、とても悲しかったです・・・
　　・
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こうして今まで起こったこと全てを文章にして、冷静に読み返してみると、わたし
ってなんてバカなんだろうって、何度も今まで認識したことを再認識することが
できました。
 
マビをはじめてからずっと一緒にいさせてもらったギルド。とても愛着があって、
メンバーの入れ替わりとかも何度となくあったけど、わたしはこのギルドが大好き
でした。
ギルドの仲間も、個性豊かですごく大好きだし、みんな思いやりにあふれて、ずっと
このままでいられたらと思っていたギルド・・・

だから、メンバーが誤解の末辞めてしまうなんて耐えられなかったし、なんとか
したいという気持ちばかりが優先してしまって、結果メンバーの本当の気持ちを
見失うことになってしまったのだと思います。
（特に「納得いかないのでやめます」といってた子に対してそう思います。
シグナルはいくつもあったのに全て見逃しています・・・ごめんね；；）
 
一度、掛け外れて起こってしまった不信感は、最終的にはこんな化け物に変貌してしまうものなのですね・・・
 
今でも思うことがあります、はじめメモすることを相談した折に、「毎日でないと効果
でないでしょ」と言われて、それをそのまま実行してしまわなければよかったと・・・
やっぱり時間を掛けてゆっくりメモを送っていれば、メモを送ることを賛同して
くれたメンバーも回答がこないことにあれほど傷つくことも、帰ってきてからの
性急な動きもなかったんだろうなと・・・
 
いえ、いっそのこと最後に抜けることがわかってたのなら、メモを送る行為さえ
しなければ、今回のように、みんながばらばらになることはなかったんじゃない
かって・・・
 
思ってはいけないことなのに、辛さの余りついそう考えてしまう自分が
います。
 
全て後の祭りですね・・・
 
結果として、このことに関わった全てのみんなが傷つくことになってしまいました。
ほんとうに、こんな結果なんて望んでいなかったのに・・・

 
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このことを書き込んだのは、こんな悲しいことは２度と起こって欲しくないと
思ったからです。

誰かが「賢者は愚者から学ぶ」と言ったと聞いたことがあります。
わたしが行ったバカなことでも誰かが役に立ててくれないかと思ったからです。
 
あともうひとつは連絡もろくに取れなくなってしまったメンバーに、傷つける結果に
なってしまったことを、謝罪したかった・・・。本当はまた楽しくやり直したかった
だけだったってことを伝えたかった・・・。
（問題の中心にいた子達にも、緊急ミーティングでいきなり話を聞く羽目になった
子達にも、関わった全てのみんなに・・・）
 
結果的にさらすような行為にだけには、なって欲しくないから、書き込みは別垢で
行っています。だから、読んで貰えるかどうかもわからないのだけれど、とにかく
伝えたかった・・・。
 
　ごめんなさい・・・　　みんな大好きでした・・・。