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雪奈_mar |
07/05/17 02:19 |
はじめまして~。
最近掲示板で小説を載せるのが流行っているようなので、私もそれに便乗させていただきました~。
まあ、今回は序章ということですのでまた明日あたりにでも続き載せようかな~って思ってます。
それではたいしたことない作品ですが、良ければ読んでみてください。
エリンという世界はどうも、自分の住んでいた世界とは違うようだ。
この世界に来て、フクロウからクエストなるものを受けたりして数日を過ごしたわけだが・・・・・・。
感想―――――――
えらく動物が恐ろしい。
なにしろ、狸に勝つ鶏が居たり。
キツネに勝つ鶏が居たり。
キツネというものは木刀でぶったたけばそれだけで死にそうなイメージがあった。
だがしかしっ!!
そんなのは妄想だ。
まあ、この世界のキツネが強すぎるだけなのかもしれないが・・・・・・。
この世界。エリンに来て最初の日に何故か村長のダンカンという人に木刀を渡されたわけだ。
そして・・・・・・・・・。
「まあ、あれだ。そこら辺のキツネでもぶったたいておきなさい。」
などと笑顔で怖い事を言われたものだから、かる~い気持ちでキツネにアタックしたわけだ。
が、結果は・・・・・・。
惨敗。
死にはしなかったがもう立てなかった。
意気込んで一撃ぶち込んだのだが、そこで少し驚いた様子のキツネはすぐにその柔らかそうな体で突進してきた。
それが痛いのなんのって・・・・・・・・・。
というか、全然キツネがひるんでないんですけどっ!!
それで。
今度こそという思いでもう一撃ぶち込んだのだが・・・・・。
ガツンッ!!という動物から聞こえてくるはずも無いような何かこう・・・・・・・・硬い物質を殴ったような音が聞こえてきた。
「はっ?」
いや~な予感がした。
次の瞬間にはその予感どおりにキツネが俺の腹に頭突きをしてきた。
「うぐっ。」
その衝撃で息がつまり、体の動きが止まる。
そこへさらにキツネの攻撃が続く。
倒れ掛かっている自分にさらに体当たりを食らわし、俺は完璧に倒れこんでしまった。
キツネはというと、倒れた俺の胸の上にどんっと座り込んでいた。
「え?」
俺にはどうもそのキツネがにやっと笑って見下ろしているように見えた。
そして。
「あだだだだだだっ!!」
そう、ネコパンチならぬキツネパンチというものがこの世にあるのだろう。
その細い前足二本からは想像できないほどの強い力でパンチを連打してくる。
まるで某漫画の拳法使いのよう。
そこで完全に俺はノックダウン。
意識は失わなかったものの、もう立ち上がりたくも無かった。
主人公の名前はまだ出てきていません。
続きで出てきます。