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クリエイター_cic |
07/05/16 19:50 |
さて小説祭りですので小説を~
今自分のブログで連載している「記憶ノ破片」のプロローグから第一話まで
掲載します。
今後の参考にもいたしますので、感想もできればいただきたいです。
~プロローグ:全テノ始マリ~
(????)
「・・・!?、おい!ミオ!着てくれ!」
(ミオ)
「ンー?にゃんだいクロ君、お姉さんに何かようかにゃ?」
(クロード)
「いいから早く!赤ん坊がいる!」
(ミオ)
「・・・?クロ君オーガに殴られすぎて頭が逝ったかにゃ?」
(クロード)
「・・・冗談言ってるんじゃない!早く来い!」
本当だった・・・クロードが抱えていたのは間違いなく赤ん坊だった。
(ミオ)
「うわぁ・・・かわいい!」
(クロード)
「のんきにそんな事言ってる場合か!?何でバリダンジョンに・・・しかも宝物庫に赤ん坊がいるんだ!」
(ミオ)
「そういえばそうだねぇ~・・・親が捨てたとか?」
(クロード)
「そりゃありえないだろう・・・ここまで捨てにくる馬鹿がどこにいる!」
(ミオ)
「にゃ!?そういえばそうだね・・・」
(クロード)
「とりあえず捨てられたことには変わりないだろう・・・どうしようか・・・」
(その場一同〔といっても二人だが〕)
「うーん・・・」
(ミオ)
「キラーン!わかったぁ!」
(クロード)
「?何だ?」
(ミオ)
「この子一緒にそだてよー!」
(クロード)
「・・・はい?ミオさん今なんておっしゃいました?」
(ミオ)
「だからこの子一緒に育てるの!」
(クロード)
「誰とも知れないこの子をか?」
(ミオ)
「ウンウン!」
(クロード)
「そっかぁそれもいいかもな・・・」
(ミオ)
「でしょでしょ!」
(クロード)
「だが、断る!」
(ミオ)
「にゃ!なんで!?」
(クロード)
「さっきも言ったが誰とも知れない子を育てるわけにはいかん!」
(ミオ)
「そんな~・・・」
ミオはかなり目を潤ませた、そしてとうとう泣き出した。
(ミオ)
「わ~~~~~~~~~~ん!」
(クロード)
「あぁ待て!わかったわかった!俺の負けだこの子を育てよう!」
(ミオ)
「キラーン!ソノ言葉しかと聞いたぞ!」
(クロード)
「は!嘘泣きだったのか!?」
(ミオ)
「ミオちゃんはそんな弱い子じゃアーリマセーン!」
(クロード)
「う・・・迂闊だった・・・」
(ミオ)
「そんでどうするの?」
(クロード)
「ううう・・・男に二言はない!」
(ミオ)
「わーい!よかったでちゅねー・・・ええ~っと~・・・・坊や?」
(クロード)
「そういえば性別がわからないな・・・ンー・・・ミオちょっと見てみて?」
(ミオ)
「ンーいいよ~」
そういうとクロードは後ろを向いた
(ミオ)
「女の子だよー」
(クロード)
「そっか・・・(っほ後ろ見ててよかった・・・」
(ミオ)
「名前どうする?」
(クロード)
「は!?名前!?」
(ミオ)
「名前ないと育てるのに不便でショー?」
(クロード)
「んー・・・・名前か~・・・」
(ミオ)
「私はクロードにまかせるよー」
(クロード)
「そういうのが一番困るんだよね~・・・」
というと、クロードはしばらく考え込んだ。
(クロード)
「うん!よし!パラルアス・・パラルアスにしよう!」
(ミオ)
「ふーん・・・どういう意味なのかな?」
(クロード)
「パラルアはエリンの太陽・・・太陽のように明るく太陽の光のように全てを包みこむ
やさしい子になってほしい・・・だからつけてみた!」
(ミオ)
「おぉ~いいねぇ~」
(クロード)
「これからお前はパラルアスだよろしくな!パラルアス!」
パラルアスは二人を太陽のような笑顔で包み込んだ
これが全ての始まりだった・・・。
クロード:種族ミレシアン:15歳 ミオ:種族ミレシアン:14歳 パラルアス:種族不明:1歳