マビノギ

真通りすがり

05/08/14 18:56

感想文　老人と海
　　　　　　　　　　　byFelt　
前書き
老人と梅というタイトルだけで感想文を書こうということで
書きました・・・。製作時間大体１０分

本文
　この本と出合ったのは、夏休み最初の日である。
夏休みの宿題に切羽詰ってる分けでも無いのに。
ヘミングウェイという作者に魅かれて手にとってしまった、それが始まりである。
 
　私は老人が嫌いだ、考えが一つに固着しているし、何より見栄えが酷い。
若者たちが老人を馬鹿にするのは、たぶんその辺が原因ではないだろうか。
何より動きが遅いし、考えが若者たちとはまったく違うのだ

若者たちはそれを理解できず、不愉快なこととして認識してしまうらしい。
実は私もその若者と近い考えだと思う、実際大人の考えが嫌いというのは
子供ゆえの発想であり、仕方ないことなのかもしれないが。
 

　ココまで考えて私は『老人と梅』の梅の部分に着目してみた。
梅という存在は知ってるが、梅そのものについて
詳しく知ってる人は少ないのではないだろうか。
 
そこで私は図書館に行き、梅とはどんな植物なのかを詳しく調べてみた。
梅とはそもそもバラ科の落葉高木で中国から来たものらしい。
私はこの事実に驚きが隠せなかった、そもそも梅というのは日本に最初から
あるものだと考えていたからだ。
 
調べていくうちに、古くに梅は中国から輸入されたらしい。
確かにそれなら、今現在梅は日本のものだと勘違いしてもおかしくはない。
しかしながら、流石ヘミングウェイ。タイトルだけで
感動と驚きを与えてくれるとは関心を通り越して、憂いが先立ってしまい。
この本を閉じて遠くの空を何時間か見つめてしまい、一日目は中身を見る事ができませんでした。

しかし、この忙しく時間が過ぎる中、一日中空を見上げるのは、これは一つの心理、瞑想なのかもしれない。
そんな考えが頭をよぎりました。

　そんな心の洗濯を行い考えを一転して再度本を読み、数々の感動と知識を得ました。

　『老人と梅』
　このタイトルは、ぱっと見かび臭く、現代の本とは雰囲気そのものが違い。
時代の流れというものを感じさせる。
しかし、こんな題名の本などは、古書店に埃を被っていそうな題名である
その中で俺はこの本に魅かれ、手に取り呼んでみて、実感した。
 

こういう名作は時代がどんなに変わろうと、人の心に何かを残すものだと。
 
 

余談
老人と梅ではなく老人と海らしい。
いやほ～余裕で間違えたぜ。