マビノギ

アリゼ_mar

05/07/04 23:53

最近ゲーム内で変わった人と知り合ったのですよ。
まあ、ちょいと時間がある人は聞いてください。
 

彼女（彼？）と会ったのは、
もうそろそろ転生してみたいな～と思うようになった25歳を越えた時期、
ダンバートン西のムーンゲートのところ。
パーフェクトボーナスの修練に泣きそうになりながら、
IBを白クモにひたすらIBをかましては休憩していたときの話。
 
休憩している間に「！」を出して寄ってくる白クモをぼんやり見ていると、
周りを初心者服の人が走り回っているわけですよ。
なにをしているか不思議でしかたなかったんですが、
どうやら蜘蛛の糸を集めている様子。
どうせやることも大してなくて暇だった私は（IBの修練に飽きたとも言う）、
声をかけて一緒に集めてあげようと思ったわけです。
ひと通り集め終わったところで、
「糸集めならここよりティルコのお墓が集めやすいよ」と助言（？）
「ここだと羊毛も取れるから」と言う彼女。
紡織とか全然やらない私はそんなことも露知らず、なるほどー、と。
 
で、そこそこ糸と羊毛が集まり、彼女が紡織のために街へ戻ると、
私は暇つぶしがてらに「赤クマに喧嘩でも売るか」と何気にりんごの木方面へ。
赤クマを2,3匹倒したところでまたゲートのところへ戻って休憩していると、
彼女が戻ってきてまた糸集めを再開しているわけで。
紡織とか裁縫は大変そうだなーとか、眺めていると、
アレが彼女のほうに･･････。
クモはクモでも、あの忌まわしい赤いクモ！
mabinogiを始めたころは、戦闘状態じゃなければ相手は攻撃してこないとバカ正直に思って、
近づいて痛い目を見ることがあるかもしれないアレ（「Mother2 」の「アレ」に似ていなくもない）。
 
案の定、赤クモが数打で彼女をノックアウト。
とりあえず、赤クモを先に排除し、
他人から生き返らせてもらう方法を教えて彼女を蘇生。
ありがとー、どういたしましてー、となんか初心者のころを思い出すような経験を、
お礼を言われる側で実感。
 
ダンジョンは別として、赤クモはいきなり襲い掛かってくるから注意したほうがいいよ、とか、
ディフェンススキルをあげれば防御があがるから被ダメが減るよ、とか、
そんな助言をすると、
「戦闘スキルは練習以上持ってないよ」と。
思わず「え？」と思考が停止しましたよ。
聞けば彼女は、アタックすら練習ランク。
「なんでアタックとかあげないの？」と聞くと、
「生産のみに生きると決めたのに、戦闘スキルは必要ないから」と彼女は言う。
唖然とするより、正直感心しました。
 
「この人こそ、生産職の鑑だ！」とか独り密かに思った夜の話。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
･･････という夢を見た。