マビノギ

すぺしねふ

22/04/30 10:02

どーもどーも。

リアル社会で、去年からだけれど、ごくたま～に、パンを自分で焼いて食べる機会を作ってる。
強力粉、ドライイースト、砂糖、塩。材料これだけでパンが焼ける…んだけれど、実のところ、これまでうまく焼けたと思ったことは一度もない。
と、いうのも、焼き上がりの食感が、パンというよりもベーグルに近い状態で、中身がぎっしりつまっててハイパーもちもちって感じなんだよね。まあ、それはそれで、美味しいっちゃ美味しいんだけどさ。
ちなみに、焼くのに使用した調理器具は、ダッチオーブンとメスティン（最近流行ってるアウトドア用の鍋のこと。でも実際には形とかは特に関係ない）、それに炊飯器。
私が使用している炊飯器には、パン焼きモードのみならずパンを発酵するモードもついていて、それも活用したんだけれど、んでも何度か試してみても、いままでうまくいったと思ったことはないんだ。
ちなみに、パンを焼くときに使用している強力粉は、薄力粉よりも割高なのが痛い。へたすりゃ薄力粉の倍、あるいはそれ以上の値段なんだよなあ。
で、薄力粉でパンを焼いたこともあるんだけれど、食感は強力粉で焼いたときとあまり変わらなかった。
もちろん、焼いた仕上がりについては、腕前にもよるんだろうけれどね。

さて、その小麦粉なんだけれど。
小麦粉の区分として一番目に付くのが、前述の「強力粉」「薄力粉」及び「中力粉」の、この３種類だと思う。
この３種類、何が違うかというと、小麦粉に含まれているタンパク質の含有量の差、ってことみたい。
ただ、なんでタンパク質の含有量の差が生まれるのかについては、よくわからなかった。たぶん小麦の品種によるものだと思うんだけれど…さすがに粉をひく段階でタンパク質だけを取り除いたり加えたりすることはしないとは思う。

で、この上記３種類の他にも、ひき方などによって、いろいろと区別がされているわけだけれど、その中でもよく聞くのが、「デュラム小麦のセモリナ」なんじゃないかな。
パスタの材料として一番適しているとされている、この「デュラム小麦のセモリナ」ってものなんだけれど…
まず、「デュラム小麦」ってのは、小麦の品種。そして「セモリナ」ってのは、挽いた小麦の粉の荒さのことを指しているそうで、セモリナは粗挽きとかいう意味みたい。
市販されているパスタの大半は、この「デュラム小麦のセモリナ」が原料として使われているけれど、ごく稀に、強力粉あるいは米粉を使用したパスタも見かけるね。
特に強力粉で作られたパスタは、色も白く、またこしも非常に強くて、個人的にけっこう好きなパスタだよん。

ちなみに。
小麦は、日本の食生活にはもともと無かったものなんじゃないかと勝手に思っていたんだけれど、調べてみると、お米の栽培が始まったころ（弥生時代や縄文時代のあたり）には既に伝わっていたらしく、日本書紀にも小麦の栽培についての記載があるのだとか。
お米は中国から栽培方法が伝来したものだそうだけれど、そのお米と共に中国から伝えられたみたいだね。

あと、最近では小麦は太りやすいからグルテンフリーがどうこうと言われているんだけれど、このあたりも調べてみると、小麦は単価が安くてカロリーが高いから、貧困層が好んで食べるため太りやすいというイメージがついたとかいう話がある。
簡潔にできるような話題じゃないのであえて割愛するけれど、このあたりも調べてみると面白いかもね。