マビノギ

ネカマのてあ

05/06/03 00:22

気付いてしまった
 
気付いてしまったんだ
 
あたしの持っている子ネタが
 
・・・
 
えっちぃのばっかだってことに
 
 
良識派で世間様にはとうっているあたしがこんな話ばっか知ってるなんて
 
もう、腹を決めるしかない
 
だからハジメマス
 
 
てあの小話コーナー（何でやねん
 
 
第一夜
「その手はくわネェ」
 
てけてんてん♪てけてんてん♪
（幕が開く）
 
ええ、とある砂浜でのお話でございます
 
白い砂浜にこれまた真っ白な肌をした乙女が、こう脚を晒してねそべってぇ
と
言いたいとこなんですが、寝そべってるのは白いお肌はお肌でも
そう、烏賊
烏賊が寝そべっておりました
 
なんです、色白の男は軟弱だとかなんとか彼女に言われたんでしょうな
おてんとさんにあたって小麦色になる魂胆
じぃっと日に焼けておるわけで
「あつい・・・」
なんて呟きながらも、じいっとしてますと
まぶたがとろんとしてまいりました
とろん
とろ
ん・・・・
あらら、この烏賊野郎寝ちまいやがりましたよ
 
とそこへとうりがかったのが一匹の雄猿
「なんでぇ、おい。こんなとこで烏賊焼きたぁ気がきいて・・・ねぇよ、醤油だろうが。ええ？こういうときはよ、なってねぇ、なと」
といいつつも、烏賊の脚を一本ちょいと切って口へ放り込んだじゃありませんか
「ん、ん～、なかなかいけますよぉ」
くちゃくちゃと味わっておりますと、烏賊が身震いいたしました
烏賊とはいえ猿よりも大きな如何様です
あわてて猿は近くの木へ
するするする～とのぼります。さすがわ猿ですな
 
さて、目を覚ましたお烏賊様
コリャ如何した事かと、あわてます。かけてるものがあるじゃないですか、ああた
辺りを見回すと木の上に猿が一匹
「これこれお猿さん、あんたさまかい？あたしのを食べてくれたのは」
「いやいや、烏賊のだんなさんそんなことはありませんとも」
白々と言ってのけます
「いやいや、どうせならもっと食べて見ないかえ？ほらこの手こんなにあってももう意味がないのよ、さあ、何もしないから」
といって烏賊は猿を招きます
が猿は一言
 
「その手はくわネェ」
 
 
 
 
 
しばらくたって
 
 
 
烏賊がさるに悲しげに申します
 
「そりゃあんたが食べたのはあたしの○○○だもの手じゃないやね。どうしてくれる今夜から！」
 
「ぶっ」
 
あらま猿は足を滑らせまっさかさま
拍子に大事なところを
 
ちーん
 
とやってしまいました
 
 
これを俗にいいますに
 
 
「猿もおのこから堕つる」
 
 
 
 
お後がよろしいようで
 
 
てけてんてん♪てけてんてん♪
（幕が閉じる