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ユヴァ_mar |
05/05/13 20:46 |
今日帰宅途中にふと思いついたので、いろいろ発想を広げた結果を書いてみることに。
アルビDにコインを落とすとアリーナにいけるわけですが、どうにもアリーナの人気が低迷しているようなのが残念でなりません。
あの緊張と興奮をもっと多くの人に楽しんでもらいたい……そんな理由から、いろいろとルールを決めて対戦したらもっと面白いのではないかと思い、いくつか考えてみました。
以下はその草案ですが、実用性が高いと思われるものを上にくるように並べています。
このルールはすぐれモンだ。じっくりと教えてやる、これからな。思いっきり感じてくれ。
ではいくぞぅ!
(I) 「戦いの基本は格闘だ。武器や装備に頼ってはいけない」
基本ルール:
・武装は素手。武器の使用は厳禁。
・弓、魔法系スキルは使用禁止。
・参加者の中にスキル未修得者がいた場合、対象のスキルおよびそのスキルでしか対応できないスキルの使用禁止。(例:ミル未修得者に対し、ミルおよびミルでしか解除できないカウンターの使用禁止)
概要:
おそらく最も現実的で、最大限の興奮を楽しめる戦闘ルール。レベルやスキルランクよりもプレイヤーの腕が極限まで問われる。
スキルの読みあいから始まる無数の戦略はプレイヤーに未知の興奮をもたらす。
勝つために用いられる戦い方は多岐にわたる。敵の裏をかくためにスマッシュを発動してから「歩き」を使ってディフェンスに見せかけたり、カウンターと見せかけてスキルキャンセルを使って待ち伏せするなど、新たな戦法を編み出すだけでも面白い。
この緊張感、MOB戦では到底味わえない。
(II) 「六発以上生き延びたやつはいない」
基本ルール:
・武装は弓あるいはクロスボウ。近接武器の使用は厳禁。
・魔法系スキルは使用禁止。
・あらかじめインベントリに弾数6の弾を分割して多数用意しておく。装備欄に6発以上の弾を装備することは厳禁。弾の補填は残弾を撃ちつくしてから。
・定期的に、弾を分割するための時間を設ける。(ラウンド開始直後が望ましい)
概要:
弓使いのための戦闘ルール。普通弓はPスキルよりもスキルランクに対する依存度が高いが、このルールではリロードに手間をかけることでプレイヤーの戦略を必要とする。
ポイントはなんと言っても弾数。常に残弾を把握していないとあっという間に弾切れになり、致命的な隙をさらすことになりかねない。逆に敵の残弾を覚えておけば格段に有利な戦局を展開できる。
遮蔽物を効果的に利用し、レボリューションなリロードを心がけよう。
(III) 「スネーク、まずCQCの基本を思い出して」
基本ルール:
・武装は片手剣のみ、可能なら短剣か採集用ナイフで統一するほうが好ましい。
・使用スキルはスマッシュ、ディフェンスのみ。
概要:
(I)を単純化したもので、CQC(Close Quarters Combat:近接戦闘)をなぞらえた戦闘ルール。両手の自由が利かない2HSや盾の使用は原則不可。弓の使用などもってのほか。
あまりCQCっぽくないミルの使用は禁止。またミルでしか対処できないカウンターも同様に禁止。
通常攻撃、ディフェンス、スマッシュの三角関係は単純だが凄まじい戦慄を覚えることになるだろう。小細工など必要ない、新しい戦闘秩序、剣戟と知略が入り混じる緊張に満ちた世界が実現されことは間違いない。
(IV) 「世界最高のリーディングとサイコキネシス。今からお前に見せてやる」
基本ルール:
・武装は素手。ワンドが実装されればワンドも使用。
・魔法系スキルおよびディフェンス、カウンターのみ使用可能。
・通常攻撃の使用も可能。
概要:
アリーナでは魔法使いが異常な強さを発揮するため、他のルールでは使用を控えるようにしているが、これは逆に魔法のみで戦うための戦闘ルール。
はっきりいってマナ切れが懸念されるが、そのあたりをカバーした戦略を構築するのもプレイヤーの腕の見せ所。魔法使いがアイスカウンターしかできないという汚名を晴らすにはうってつけかもしれない。
魔法使いたちは久しぶりに充実した戦いになるだろう。そろそろ本気を出していこうか?
(V) 「お前が殺めた死者の悲しみを知るがいい……」
基本ルール:
・全武装装備可能。
・全スキル使用可能。
・星無しに対する攻撃は絶対禁止。たとえ星無しから攻撃を受けても甘んじて受け入れる。ただし通常攻撃、カウンター、ミル、ライトニング等でやむを得ず巻き込んでしまった場合は例外。
・プレイヤーは最後の星を失った場合、その星を奪った敵に対してのみ攻撃する。他キャラへの攻撃は原則不可。ただし上記の理由でやむを得ず巻き込んでしまった場合は例外。
概要:
一定以上の人数が集まらないと成立しないルール。このあたりから実用のためのルールとはいえなくなってくる。
このルールでは参加者の強さのバランスが開けば開くほど白熱した戦いになってくる。星を集めたキャラが亡者の群れに飲み込まれ、因果応報という言葉を身をもって知ることになる。
勇名を馳せた歴戦の戦士も、噂どおりの男かどうかこの戦いで試されるだろう。
(VI) 「貴様にまだ見たことのない、本当の恐怖を見せてやろう」
基本ルール:
・武装はクロスボウのみ。
・使用スキルはマグナムショットのみ。
概要:
弓使い専用ルール。ここまで徹底するともはや戦略はほとんどない。
このルールの恐ろしいところは一撃の威力にある。実力者がクリティカルなど出そうものなら最大HPでも一撃必殺が起こりえる。まさに恐怖。
常に移動しながら敵の隙を探る以外戦いようがない。しかしどれだけ注意しても思わぬところから矢が飛んでくるだろう。山猫のように獲物を逃さない嗅覚が要求される。
(VII) 「性欲をもてあます」
基本ルール:
・全武装、防具、衣類使用禁止。
・全スキル使用可能。
概要:
説明の必要はないと思われる。アリーナは狂気に染め上げられるだろう。
“蛇”足だが、もし自ら性欲をアピールする場合は、HPなど気にせずミルを連発することをお勧めする。
以上です。あくまで草案ですので、皆さんで独自のルールなど考案すればさらに面白いことでしょう。
しかし重要なのは「戦いを楽しむ」ということです。敵を制すること、敵に下されること、どちらも同じなのです。
しかし殺伐とした戦いの場に楽しみを求めるのは難しいこともあります。そこで大切なのはチャット。無言で戦うのではなく、場面場面に応じたりアクションを言葉で返すことも戦場に潤いをもたらします。
例として、
「ん~、いいセンスだ」
「これだ、このパンチ!」
「貴様のことは手に取るように分かる。ん~……カウンター待ちのようだな」
「邪魔(トロール)が入った、また会おう!」
「まだだ! まだ終わってなぁい!」
「アリーナを楽しんでいるんだよ貴様は!」
「男らしく戦いなさい」
「やら 内 科」
などなど、戦闘中の発言は乾いた戦場を吹き抜ける一服の清涼剤。たとえ滑ったりスルーされたりしてもくじけてはなりません。
このスレを機に、皆さんがアリーナの熱狂を楽しめる日が来ることを願ってやみません。
いつかあなたの頭上に巨大な星が輝かんことを。