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特級ロジカリスト |
26/07/26 06:42 |
VALORANTやAPEX、Fortniteが、デフォルトでチャットによる交流に制限を設けている点は、皮肉にも交流面のUXで成功を収めたように見えます
Riotには、認知神経科学の博士号を持つ元研究者が率いる、統計学者・科学者・心理学者・開発者で構成された「Player Behavior & Justice Team」なる社内組織があり、行動心理学・社会心理学・認知心理学の研究をゲームに反映しているそうですが、
同社のLeague of LegendsやVALORANTで実際に起きたことは、皮肉にもアップデートによる交流機能の制限でした
一見すると機能が退化したようにも思えます。しかし実際には、交流面のUXはむしろ改善したように見えます。もっとも、FPS界隈はもともとの交流体験があまりにも悪かった、という面もあるのでしょう
これはEAやEpic Gamesをはじめとした、大手企業のビッグタイトルでも同様のようです
オンラインFPSというジャンルが誕生してから、すでに長い年月が経ちました。何十年分ものユーザーからのフィードバックが積み重なっています
どうやら、ユーザーのある種の発言がプレイヤーの離脱率を高めるということは、業界ではもはや常識になっているのでしょう
便利なものであっても、国は一般の人に対して一定の制限を設けます。ある種の薬品や工具、はたまた銃。扱う能力がなければ、便利な道具であっても自由には与えられません
誹謗中傷やトキシックな発言も同じではないでしょうか。FPSコミュニティがチャットを適切に扱えないのであれば、一部のチャット機能が制限されるのも、ある意味では当然の措置なのだと思います
頭の中で3秒ほど実験してみたいです
誹謗中傷、下世話な噂話、他人をネタにした笑い話、さらし行為
そうした著しく不快な行為を繰り返す人たちを、最高傑作ともいえるオンラインゲームに招き入れたとします。そのゲームは、それでも最高のオンラインゲームであり続けられるでしょうか
ニューヨークであっても、ブルックリンの治安が悪い地域には近づきたくないと思う人は多いでしょう
あるいは、「東京には住みたいけれど、かの〇〇区は避けたい」と言い換えたほうがイメージしやすいかもしれません
アクセスは良く、何でも買えて、人も集まり、イベントも開催される
それでも、人はそこに住む人々次第で、その街を好まなくなることがあります
冒頭で触れたゲームの話も、ネット上の出来事とはいえ、本質的には同じなのだと思います
FPSプレイヤーの気質はコミュニティの治安につながり、治安はUXにつながります。そしてUXはプレイヤーの離脱率に影響します
実際、自らが言われるのではなく、見知らぬ人が侮辱されているだけでも、かなりの不快感があります
そのようなマッチからは離脱したいと思うものです
だからこそ、交流機能を一部制限したことが、結果としてゲーム全体の利益につながったのでしょう
さて、皆さんはこのことから「人は、好きな人の前ではどのように振る舞うべきなのか」という答えを得られたことでしょう
また、自分たちのコミュニティに新しい人が来たら、歓迎し、その人が「来てよかった」と思えるような場所にしたいですね
今日もよい一日を