マビノギ

アストレイナ

17/08/20 17:31

土曜日の昼下がり、お互い休みだったので映画→食事→買い物して帰ってきた。

ソファでのんびりとコーヒー啜りながらTV見ていた。

”にゃ～”

ゴハン終えた飼い猫がソファに上がってきた。

飼い猫は私を素通りし彼女のひざに・・・。

しばらく飼い猫と戯れていた彼女だったがなにかに気づいて声を上げた。

「ちょっと！○●（←飼い猫の名前）の耳の中真っ黒やん！　ちゃんと耳掃除してやっとるとね！？」

彼女は立ち上がって綿棒のケースを取ってくると再び飼い猫をひざに乗せて耳掃除を始めた・・・。

「じっとしとってね～・・・けっこう汚れてるやんね！　アンタの飼い主は耳掃除もしてくれんとね？　かわいそか～・・・」

くそっ、なんか私がダメ飼い主みたいな言い様だ・・・。

最初もぞもぞしながら嫌がっていた飼い猫だが、だんだんと様子が変わってきた。

”うにゃ～・・・・うにゃ～・・・ゴロゴロゴロゴロ・・・・”

耳をゴソゴソされるたびに四肢を突っ張らせたり彼女の太ももにツメを立てたり・・・口を半開きにして唸ってやがる・・・。

・・・そうとう気持ちいいのかな・・・？

飼い猫はついにぐにゃぐにゃ状態になって彼女にされるがままになっている・・・。

ヨダレたらしてるぞ？　大丈夫かコイツ？

「はい！、終わり！　キレイなったね～気持ちよかった？」

ぐにゃぐにゃの飼い猫をひざにのせたまま彼女は使用済みの綿棒をティッシュに包むと私に手渡した。

ティッシュの包みをゴミ箱に処分して戻ると彼女に撫でられながらひざの上で幸せそうに熟睡する飼い猫が・・・。

思わず飼い猫を抱き上げて次は私とばかりにどかそうとした。

「オ、オレも耳掃除してくれ～！」

「キャー！痛い痛い痛い！　なんばしょっとねばかちんが！　痛かろうが！！！」

無理やり排除されそうになった飼い猫、しっかりと彼女のひざにツメ立てて抵抗しやがる・・・。

「アンタ、朝自分で耳かきしよったやんね！（←出掛けの準備が長かったのでたいくつしのぎに耳掃除してた　よく見てんなぁ・・・）　なん甘えよっとね！」

・・・くっそ～・・・最近飼い猫への愛情の方が大きくないか・・・？

その後耳掃除してくれたが、飼い猫がどかず”膝枕での耳かき”ではなく隣に座っての耳かきだった・・・orz

猫って得だな～・・・。