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YSYLIA |
18/09/23 14:07 |
散逸構造、拡散性ミリオンアーサーに非ず。
唐突ですが、熱力学および統計力学に「エントロピー(系の乱雑さ)」という言葉があり、
「エントロピー」が増大するほど“秩序系”から“無秩序(カオス)系”へと向かうとあります。
例としては、
・拡散していく煙
・散らかっていく部屋
・分解・風化していく物質
など
しかし、「散逸構造(ノーベル化学賞)」では“カオス系”の中にも“秩序系”が生成されることを見出しました。
具が少ない・無い、熱い味噌汁の表面を見ると何かしら規則正しさ(自己組織化)が顕現すると思います。
これは「ベナール対流」によるもので、マクロ視点では台風もその一例かと思います。
超マクロ視点では、超新星爆発で散り散りになった星屑がまとまって星ができるのもそうでしょうか。
話はそれますが、「働かないアリ(働きアリの法則)」の話をご存知でしょうか。
2割働かないアリが居り、それを除外した残りグループから2割働かないのを確認したという実験です。
恐らくは非常時・有事に備えて働かないんじゃないでしょうか。
さて、「散逸構造」と「働きアリの法則」を人間社会に拡張してみると、何か面白そうだとは思いませんか。
ただ、せっかく他の生物に無い高度な脳機能を持つので、
『未来は意思の力で変えられるものだ』
の通りに、少しずつでも改善できれば良いでしょう。
※「超時空世紀オーガス02」の大尉の言。大尉は元の世界(ロボット世界)に戻るため、200年をかけてキーパーソン捜索、時空修復装置ならびに15m級変形ロボット建造を一人で行った
そういえば、改善は外国でも「KAIZEN」で通じるみたいですね。
映画「バタフライエフェクト」やゲーム「シュタインズゲート(20日にエリート発売済)」みたいに自分の言動でどの様な世界に分岐するか創造しながら生活していけば理想ですが、
基本は“行雲流水”で、抗えるべき所は抗う、でも良いんじゃないでしょうか。(恐らく、大和民族の性に合っているかも)
以上です。